中野式除草機、条間用を使ってみました。

投稿日: 2020年6月28日カテゴリー: ブログ

条間用は前に進めばいいだけなので、態勢的にも楽です。
株間用は足を動かせないので、片方の姿勢が少しきつくなります。
株間は4条用もあるというので来年はそれも導入検討します。
中野式は本来は早期に除草するというものです。
しかし今年は導入が遅れて、すでに草はかなり大きくなってますが、株間は1度田車で除草しているので草自体は多くはありません。
結構大きくなった草にも結構有効です。
仕事の時間も田車とそれほど変わりません。
押す力は中野式の方が少なくて済みます。
中野式はやはり楽です。
本年度は株間1回条間1回で多分終わるでしょう。
状況によってはもう1回条間の除草をやります。
最後に残った株元はやむを得ないので手での除草になります。
中野式除草機をはじめから使うと、映像では株の上にまで除草機が来たりもしてました。
初期の除草なら株元も除草できる可能性はあります。
総合的な中野式除草機の判断は非常に可能性が大きいです。
今年は途中での導入でしたので、評価を確定はできませんが、感覚的には中野式除草機はおそらく私たち無農薬の米作りには革命的な除草方法になりそうです。
地獄の屈んでの手での除草からほぼ解放されそうだし。
除草機の操作も楽です。
この中野式除草機が普及すれば、日本の無農薬米作りが大きく変わりそうです。
今まで、大鹿村でも米作りを始めても、続けることができなくて断念した方も結構います、
米作りを続けることができなくなる一番大きな理由がこの除草なのです。
条間の半分は田車で除草できますが、残りの株間は今までは手での除草になってました。
小さな田圃でも結構時間がかかります。
2-3年から5年でこの除草に限界を感じるようになります。
なにしろ腰に来ます。
除草が終わっても腰が上がらなくなります。
そう、昔のお年寄りの腰が曲がった状態と同じになるのです。
しばらくすると治るのですが、年々腰がきつくなり、除草が大きな負担になってきます。
ともかくこの手での除草を何とかしないと自給の米作りはやる人が増えないのです、無農薬でのということです。
今年は水草とれたクンと中野式除草機に巡り合いました。
中野式除草機は1個1万5千円プラス送料と税金で1万8千円ほどになります。
この金額は私たちもかってはそうだったのですが、結構きついところもあります。
そういう人たちは水草とれたクンもあります。
私の友人は、100円ショップの熊手と猫のきゅうひ用のプラスチックの特記用のモノを組み合わせ、物干しざおの犯罪を持ち手にして、自作の草取りを作りました。
皆さんも工夫して自分なりの田んぼの除草器具を作ってみてください。
お金が無い人は頭を使うのです。
中野式除草機の中野さんもプロの農家ではありません。
プロでない方が発送は自由にできます。
プロは悲しいことに、長年の経験がかえって災いします。
常識を超えた発想はなかなかプロには難しいのです。
中野さんは泡立て器で田んぼをシャカシャカして中野式除草機を開発したんですよ。
プロは田んぼに泡立て器を持ってこようとはしないでしょう。
まだまだ思ってもみなかったような除草方法があるかもしれません。
発想を柔軟にして、思いっきり非常識に、新たな除草法にトライしてください。
2000年以上の米作りの歴史で、まだまだ思ってもみなかった栽培方法、除草法、あると思います。
あなたの非常識が田んぼを変えていきます。
健闘を祈ります。

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