超高熱菌農法に付いて。

投稿日: 2020年4月16日カテゴリー: ブログ

ふりだしで使ってる超高熱菌は愛知県の吉良商店と言う所で作っています。
西尾市だと思います。
前には高熱菌とだけ書きましたが、正確には超高熱菌です。
熱を発生させる菌はたくさんありますが、この菌の開発の時には何度も火事になったという危ない菌でもあります。
当然ですが、現在は火事にはなりません。
この菌の開発者は何とかの有名な「ヒートテック」の開発者でもあります。
この菌を使うことによって、穀類を炭化させるそうです。
この高熱菌の肥料(これは一昨日も説明しましたが、肥料ではないのだけど面倒なので肥料と書きます、炭は土壌改良材だそうです。)を使うと畑の草もなくなるそうです,ただし条件を整えればです。
出来る農産物のエネルギーも高くなります。
いいことだらけの肥料なんですが、値段が高いのです。
このため小規模農家ではあまり使われていません。
この肥料を使うと連作障害も起こりません。
作物は病気にも虫にも強くなります。
本当にすごいモノなんですが、当たり前ですが、使い方は難しいです。
詳しく知りたい方は超高熱菌農法の本を、大下しんいつさんと、うわべ何とかさんの本が出ています。
うわべ何とかさんの本は少し事実と違うところがあるそうです、つまり大げさに書きすぎです。
大下さんの本は比較的事実に近いそうです。
なにしろ開発者が本とかネットに全然興味が無い人なので、開発者のセイショウさんの話を聞くしかないのですが、このセイショウさんの話は理解するのが非常に難しいのです。
天才なのでしょう、90歳近くでいまだに現役で肥料作りや農業をやってます。
元気です。
げたはセイショウさんが大好きなんですが、あまりいい弟子ではないかもしれません。
彼の技術は、各作物に特化して作り方があるそうです。
例えばキュウリならキュウリ専業農家なら、品質が良くて収量も多いので、確実に高収入になります。
東京で話題の一番高いミニトマト当然ですがおいしいので高いのです、この農家さんもセイショウ農法です。
この超高熱菌農法は別名セイショウ農法とも言います。
果物でも各地で好成績を上げているそうです。
海外でも取り入れている国があるみたいです。
やり方によってはこのように高収入が期待されるのですが、ふりだしでは少量多品目生産なので、品目ごとに絞って作り方を変えるわけにはいきません。
このため好成績を出すことができません。
やむを得ないでしょう。
なにしろふりだしの農業は収入が第一ではないのです。
自給自足の延長での農業なので、多品目はやむをえません。
セイショウ農法も今年で5年目ですが、品質の良さがようやく認められてきたのでよく売れるようにはなってきました。
よく売れるのですが、利益が増えたわけではありません。
なにしろ肥料は高価です。
農作物は質が良くても値段は高くはなりません。
他の無農薬の生産物と同じ値段でしか売れません。
これが東京のデパートとかでこだわりの野菜として売れば、多分高い値段で売れると思います。
なにしろ日本で一番高い高度の農地で、農地の周りは四方が森です。
この環境で、質のいい肥料を使ってます、売り方によれば高く売れるとは思います。
ただこの高く売るやり方をやりたいとは思いません。
こだわりの野菜と言う売り方はしたいとは思いません。
こだわりは哲学的には問題があるのですが、これがモノになると、こだわるほどいいなんて、わけのわからないことになってしまうのです。
なにしろこだわって作ってるつもりはありません。
人から見たらこだわって作ってる風には見えるでしょうが、げたはこだわりの農業なんて、恥ずかしくて言えません。
恥ずかしいというより、そのようなことに興味が無いといったほうがいいかと思います。

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