地球は大きな閉鎖系。

投稿日: 2020年2月6日カテゴリー: ブログ

さてウンコの話は一段落して、話をもう少し進めてみましょう。
アメリカでドームの中で何人かの人たちが一定の期間閉鎖系の中で生活しました。
中にあるものだけで一定期間生きていく実験なのでした。
この実験で大事なことはウンコとおしっこをどう循環させるかだったのです。
閉鎖空間では人間の排泄物も循環させなければ、どんどんもんだ問題が出てきます。
さてこの閉鎖空間に車を一台持ち込んだとしましょう。
移動は楽になります、便利なものです。
ところがこの狭い閉鎖空間で車を使うとどうなるでしょうか。
車の排気ガスはご存じのように、もっと狭い車の中に引き入れると、短時間で中の人間は死んでしまいます。
この少し大きな閉鎖空間でも、短期間で中の人間が生きていけなくなってしまいます。
地球も実を言うと閉鎖空間なのです。
皆さん地球は大きいので、日常的には閉鎖空間だと思っていないと思います。
大気の量は限られてます。
そこに大量の排気ガスが、車から、工場から、オフィスから、工場から、あらゆるところから排気ガスが排出されてます。
人類が石炭を使いだしてから、石油に移動して現在に至るまで、相当な量の化石燃料が燃やされて帰化した。
大きな閉鎖空間なのですぐにはその影響は出ません。
しかし、この人間が作る出した排気ガス、これに人間が作り出したあらゆる種類の化学物質、これらは本来自然にはないモノなので自然の分解能力は非常に小さいのです。
石油の問題は二酸化炭素の影響の温暖化ではないのです。
温暖化はインチキなんですが,化石燃料をこれ以上使えないのは事実です。
閉鎖系に置いては分解できないモノが増えれば増えるほど、いろんな問題が出てきます。
人類は緩やかではありますが、自殺の方向に進んでいってるのです。
気が付いた人からその流れから降りていかなくてはなりません。
そういう私たちも車は使います。
現在的に化石燃料を使わない生活は、非常に難しいのですが、少しでも使わない方向に替えていかない限り人類の未来はありません。
私たちができるのは1年間に太陽から来るエネルギー以内の生活なのです。
太陽から来るエネルギーで、それを取り込むことで食べ物ができ、木がそれを取り込むことで、薪で煮炊きができ、食事が作れるのです。
木が取り込む以上に燃料として木を使えば、木の総量が減っていきます。
そして最終的に木はなくなっていきます、それと同時に生きれる人類の数は減ります。
この地球にはそれほどたくさんの人類は生きていけないと思います。
今無計画に人類は増えていってますが、これもまた人類自ら自分の首を絞めてるのです。
がん細胞のように、地球のことを考慮しない人類が非常な勢いで増殖しています。
これはまた地球の危機ではあるのです。
自然においては常に最悪を想定しなければなりません。
さて私たちはこの最悪を想定して、どのように生きていくかを決めなければなりません。
今一人一人がどのように判断して、どのように生きていくか、それが大きく問われてる時代でもあるんですよ。
ダチョウは身に危険が迫ってきて、どうしようもなくなったら、地面の中の穴に頭を突っ込むそうです。
これが今の人類の状態なのです。
それでも自給自足を心がけて生きていこうとする人が、あまりにも少ないのは残念です。

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