これはげたが特別ウンコの話が好きなのもありますが、ウンコは大事だからです。
ウンコは臭いです、しかし汚いものではありません。
何度でも書きますが、あなたのお腹に入ってるものですよ、お尻から出たとたんに汚いものになるのですか。
ウンコが汚いモノだったらあなたも生き物全てが汚いものになってしまいます。
あなたが食べるものは汚いものではないでしょう、その食べたものが胃に入り腸に行き、お尻から出てくると汚いものになってしまいます。
何処から汚いものに変わるのですか。
臭いのは事実ですが、汚いと臭いを混同しないでください。
昔と言ってもそんな昔ではなく50年くらい前までいた人です、中村浩さんと言う偉大なウンコ研究家の人がいました。
この人はウンコ研究一筋。
家族からも国内の学会からも長年冷たい目で見られていました。
ある日ロシアからウンコの話が聞きたいから、ぜひ我が国に来てくださいとの要請を受けました。
ロシア(昔はソ連と言いました。)に行ってビックリ、すごい歓待です。
ロシアは宇宙時代が始まっていたので、ウンコとおしっこの処理の最先端の中村さんの技術をぜひとも教わりたい問うことだったのです。
その後中村さんはアメリカに呼ばれて、砂漠の中でウンコを池の中に入れ、そのウンコでクロレラを培養して、そのクロレラも食べるけど、もう1段加えて、そのクロレラで淡水エビを養殖してそれを食べる、
この実験は砂漠の中で行われ、下界とは遮断されておこなわれました。
その後アメリカはこの実験をもとに何人かの人間をドームの中に住まわして、ドームの中で完全な循環の実験をしました。
ウンコは循環の要なんです。
植物にとって、動物のウンコと太陽からの光が彼らの体を作ります。
もしかしたら私たちは植物の栄養補給のために進化した生き物かもしれません。
生態系の一番上なんて威張ってる場合ではないのかもしれませんよ。
さて地球は閉鎖系です。
閉鎖系と言うことは、地球内部では持続して生物が生きていくためには、分解しないモノ循環しないモノは一切使えないということなのです。
少しの遺物でも100年1000年の期間のスパンで考えれば、とんでもない影響を生態系に与えかねないのです。
この世界ではいつも最悪の状況を想定して対応しなければなりません。
何故なら対応の間違いは、即私たち人類の滅亡につながるからなのです。
循環できない人類が作った化学物質、石油関連の物質、これらは循環しません。
使えば使うほど環境は劣化していきます。
人類の未来がかかってるんですよ、思考停止してる場合ではありません。