正月が終わって、4日から10日ほど寝込んで、最近では少しづつ働いてます。
今日は薪割り。
少し太い薪が割れません。
人間は少しの時間で大幅に体力は落ちるみたいです。
昨年は現役時代で一番の農業の売り上げがありましたが。
当然ですが仕事はきつかったのです。
70歳になりました。
もうバリバリ働くのは無理なんだと思います。
奥さんは元気でやる気満々ですが、げたは疲れ切ってます。
今年もまた働くのかと思えば気が重いです。
年金もほぼ無く、息子も娘も親の面倒を見るというには程遠い状況です。
げたは体力のあるうちに、少しでも楽になりそうなゲストハウスとシェアーハウスをやりたいのですが、奥さんは許してくれそうにありません。
自分で始めたことですが、自給自足も農業も、奥さんの方が止まれないみたいです。
げたは意外とこだわりはないですし、何しろ体力がついていきません。
農業で儲けてるのなら少し仕事を減らして、もう少し楽に農業をやることもできますが、何しろ今でも儲けていません。
仕事を減らすと食っていけなくなります。
長年無農薬で農業をやってきました。
本当に儲けないんですよ、山奥の無農薬農業は。
最近は気候も害獣もひどくなる一方で、利益は減るばかりです。
逆に仕事は増えてます。
もう疲れ切って何もやる気にもなりません。
それでもたまりにたまった仕事はなくなりません。
最低限の薪作りを毎日やってます。
薪割り機を使えば簡単なんですが、何か使う気にもならないのです。
機械を借りてくると一気に仕事をやらなければなりません。
これができそうにありません。
機械を使いたくないなんて贅沢言ってるわけではありません。
何回斧を振り落しても太い丸太は割れません。
パワーが無いのでしょう、腕ではカバーできません。
雪が降ったのでしばらく山から木を持ってくることはできません。
薪も追い詰められてしまってます。
自給自足も体力が無くなれば終わりなんです。
一人だとそれ相応に生活を変えていけばいいのですが、悲しいことに奥さんがいます。
彼女は生活を変える気はなさそうです。
彼女は彼女で精一杯頑張ってるのでしょうが、その頑張りがこちらには超重たいのです。
このじょには彼女は頑張ればガンバるほどこちらは大変になるにはわからないみたいです。
それは人のことはわからないのが普通なんでしょう。
まだ10年以上農業で頑張れると思ってるみたいです。
こちらがいくらもう無理だと言っても理解しません。
夫婦も悲しいもんです。
長年一緒に住んでも全然理解しあえません。
多分こちらも向こうを理解しようとはしてないのかもしれません。
多分世の中の状況がどんどん悪くなってるし、よくなる兆しは全然ありません。
多分もっともっと悪くなるんでしょう。
自民党と公明党の政権を倒すことはほぼ無理みたいです。
もし仮に倒したとしても、野党の立憲と国民は労働貴族で一般の弱者の国民のことは全然理解しない連合の支持する政党です。
野党が政権を握っても多分何も変わらないでしょう。
何しろ連合は大企業と官公庁の労働組合の団体です。
自民党と同じなんですよ。
消費税増税も一応反対とか言ってますが、これはポーズだけで、実際は増税賛成でしょう。
大企業にとっては消費税増税は補助金みたいなものです。
その大企業と官公庁の労働者にとっては、中小の労働者とか派遣とか、アルバイトとか、ましてや農業とか林業とか、漁業がどうなろうと知ったことではないんでしょう。
日本の農地や水まで売り渡す法律にも本気で反対してるかどうかは疑わしいです。
何しろ大企業にとっては自分の会社さえ儲ければ、国がどうなろうと、派遣がどうなろうと関心はなさそうです。
なにしろ自分たちは安泰だと思ってますから。
既に大企業と資本家は国をのっとってるみたいです。
選挙もあてにはなりません。
不正選挙なので、何をしても自民党と公明党は負けません。
それゆえのおごりなんでしょう。
このままではファッショの時代になるでしょう。
げたなんかは過去のこの掲示板でも書き込みにより、逮捕なんてのも十分あり得るでしょう。
1970年から何とか世の中をこれ以上悪くしないように抵抗してきましたが、無理みたいです。
ほとんどの皆さんがお金に目がくらんでいるこの状況では、抵抗するだけ無駄みたいです。
問題はお金第一の価値観で、欲望の暴走でもあるわけです。
そしてほとんどの人たちは、自分のお金に対しても価値観が世の中をこんなにしてきたのに、まだお金から離れようとしません。
みんな自分はこの状況の悪化とは無関係だと思ってるんでしょう。
いくら支配者が巧妙だと言っても、ここまでになるとは思わなかったです。
皆さんは自分が奴隷だと思っていない奴隷です。
いくらこんなことを書いても誰にも伝わらないのに、それでも書かずにはおれません。
さみしい世界です。