収穫して干したままの雑穀類を脱穀しました。
ヒエ、アワ、高キビ、小麦2種類の5種類です。
機械の脱穀機で脱穀しました。
雑穀類は足踏み脱穀機を使うのが普通なんですが、時間がありません。
足踏みでやると、5-10倍時間がかかります。
その上非常に疲れます。
足踏みでは、まず脱穀します。
その後に、ふるいにかけ大まかな葉っぱ類を除きます。
それを今度は唐箕にかけます。
機械はこれを一気にやってしまいます。
機械は早いのですが、ロスがたくさん出ます。
脱穀機は米用なので、軽い雑穀類は普通にやるとかなり飛ばされてしまいます。
その上、雑穀の種類が変わるたびに、機械の中に残った雑穀が次の種類の脱穀が始まると混ざってしまいます。
雑穀類は精製する時間が違うので、一緒には精製できません。
売る場合はもっと問題が出ます。
今回は小麦もやってるので、小麦が混ざるとアレルギーの人に問題が出ます。
少量でも大事になることがあるので、後で丁寧に分けなければなりません。
雑穀類は精製の段階でもかなりロスが出ます。
籾摺りも米用のモノを使うのでかなり飛んでしまいます。
籾摺りの場合は、飛んだものは鶏のエサにするので大丈夫なんですが、脱穀の時のモノは回収しません。
雑穀類は栽培の段階から、取りにやられ、刈取りの時にぽろぽろ落ち、干して脱穀の時にまた落ちて、脱穀でまたヘリ、もにすりでまた減ります。
最終的には半分以上がロスします。
最近は鳥の害も大きいので7-8割無くなるときも多いです。
雑穀類を作り続けるのは本当に大変なのです。
それでも雑穀類の栽培はやめれません。
畑の連作障害回避が一つ、ヤギのエサの確保が一つ、当然ですが食べるためにも作らなければなりません。
種を切らさないためにも作り続けなくてはなりません。
この雑穀の脱穀で追われる仕事は一段落です。
畑にはもうほとんど作物は残っていません。
明日は休みます。
ようやく休むことができます。
1日ですが。