道を作りながら、駐車場の拡張、水道の改善。

投稿日: 2019年2月5日カテゴリー: ブログ

新しい道を作りました。
前から考えていたのですが、どうしても必要というわけではないので、ついつい伸びていたものです。
今は家の前から斜めに道路にですのですが、畑に行くときは上に行くので、毎回回ってバックで方向転換しなければ上に行けません。
家の前から直で道に出ると簡単なのですが電柱が邪魔なのです。
電柱には反対から引っ張っって止めるために、ワイヤーが斜め上の方から張ってあります。
この間に自動車が通る道を作るしか方法はありません。
他の所は果物の木が植わってるので道は作れません。
それでもさくらんぼとサクランボの間の狭いところを強引に道にしました。
バックフォーでサクランボの木の枝を折りながらの作業でした。
新しい道は落ち着かせるまでに時間がかかります。
急な角度に作ったので、表面に石をたくさん入れないと、道はどんどん深くなって、毎回車のタイヤが滑ります。
この石を入れる作業が大変なのです。
道が凍らない暖地ではただ道は押すだけで固くなりますが、寒冷地では冬場に凍ってその氷が解けると、道は軟軟になります。
つまり、10センチぐらい表面は溶けるのですが、それより下の部分が凍ってるので、緩んだ表面がタイヤが通るたびにずるずるになってしまいます。
そのため、結構深いところまで石を入れなければなりません。
初めは結構大きい石を入れていきます。
その後に小さい石を入れていきます。
石は入れても入れても、毎年沈んでいきます。
道が落ち着くのに毎年石を入れて4-5年かかります。
道が落ち着いても、車が大きくなると、タイヤの幅が変わるので、また4-5年石を入れていかねばなりません。
寒冷地では車は必ず滑ります。
道の横を盛り上げて作らないと、車は道を外れたら落ちてしまいます。
最初作り立ての道では必ず何回かは車が落ちそうになります。
すべる角度とかいろんな条件があるので、滑るたびに道の角度を変えたりします。
暖地では道を横に傾斜させて、雨を横に逃がすことができますが、寒冷地ではそれをやると、100パーセント車は冬に落ちます。
それゆえ、雨に水の逃げ道がないので、道路に水は流れます。
所々で水を抜かないと、水量が増えて、道はすぐに掘れてしまいます。
この水を抜くところも雨のたびに詰まったりします。
まめに土をよけておかないと、水はそこを素通りして、水量が増えて下手をすれば路肩が損傷するぐらいになります。
道路の意地は本当に時間を取られます。
車が通らなければ年に2-3回の補修で済みますが、車が通る場合は年に10回以上補修しなければなりません。
ここでは500メーターの道に1軒ですから、一人でこの作業をしなければなりません。
ただ一人だと気は楽です。
これが2軒の家だと、何かと問題は起こるものと思います。
つまり人は必ず違う風に考えます。
片方がもう補修しなければと思っても、片方はまだいいだろうと思います。
片方がこうすればいいんじゃないかと言っても、片方は面倒だなと思うものです。
このように隣同士でも仲良くやっていくのは難しいものです。
田舎では90パーセント以上隣とは仲良くありません。
これは表面上ではわからないんですよ。
表面的には仲よさそうにしてますから。

道を作るために土を取りながら、新しい駐車場も作ってます。
ふりだし祭りのために1台の車の駐車スペースを増やすのに最低でも1日はかかります。
毎年何台分かを増やすために結構時間をかけてます。
最近は軽トラダンプがあるので、何倍も早く仕事はできます。

今年の冬は雪も雨も降らないで、地面は落ち着いて楽なのですが、水道の水が足りなくなってきました。
水場の掃除と、貯めてるタンクからもる水を少なくしなければなりません。
寒冷地では冬に水道は凍ることはよくおこります。
特に水の少ない年はよく凍ります。
10年に1度くらいは極端に水量が減るので、冬に凍る回数も増えます。
過去には1か月毎日凍るなんてこともありました。
そのためジョイントの部分はすぐに外れるようにしたます。
アタッチメントなどはすぐに凍って壊れるので、ホースに布をまいてタンクに穴に止めます。
そのままだとすぐに抜けるので、タンクにホースを針金で結びます。
ともかく寒冷地は何かと大変なのです。
雪が降っても、降らなくても、どっち道何か大変なのです。
げたは暖かい南の島で暮らしたかったのですが、運命は自分の思うようにはいかないのです。
何の因果か、こんな寒い山奥に住むことになってしまいました。
ここで生まれて、ここで育ったら、この生活が当たり前なんでしょうが、げたは暖かい島で生まれたので、いまだにこの寒い山奥の生活に慣れ切りません。
ただ寒い山奥の生活は平和が取り柄です。
人もめったに来ません。
食糧も意外に豊富です。
食糧の保存も楽です。
夏は涼しいです。
まあこんなもんです。
いいところばかりの場所はありません。
何処でも大概の場所は40点から60点です。
この点数も住む人次第なので、たぶん住むところはどこでも50点くらいなんだと思います。
人生も50点ぐらいで生きるのが一番楽なんですよ。

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