前日に続いて薪割りです。薪割りのスタイルとして、足の位置が前後に置くやり方と、両足を開いてそろえるやり方があります。
古典的には足は前後です。
今日は気分を変えて両足をそろえて開くスタイルを試してみました。
両足をそろえる方が狙いは正確に行くのを発見したので、最初の1発は力を入れないと割れないので、前後の足でやり、半分に割れた後はそれほど力は要らないのですが正確にオノを持ってこなくてはならないので、両足をそろえるでやりました。
なかなかいいです。
それにしても薪割りはやはり楽しいのです。
こんな仕事を薪割り機に持って行かれるのは残念だと思います。
若い人はすぐに薪割り機を使いますが、絶滅危惧種の旧人類としてはやはり薪割りはオノ1本でやります。
個の薪割りも、私たち旧人類の意地というか、なんというのか、こだわりという言葉は使いたくないので,やはり意地が適切な表現だと思います。
こだわりという言葉を使いたくないということにこだわってるのが、やはり旧人類なのです。
当然ですが自給自足自体が、旧人類の証明みたいな情勢になってきました。
世間では縄文が注目されていて、1万年続いた縄文の奇跡が、盛んに報じられていますが、肝心の自給自足自体は見捨てられてしまっています。
今の若い人たちには、こんなにきつい自給自足は無理だと思います。
私たちだってそれほど徹底的な自給自足ではないんですよ。
滋養門時代はおろか、江戸時代でも、昭和の戦前でも、今の私たちでさえ無理でしょう。
今のこの文明が崩壊しない限り、本当の自給自足をやる人はほとんど出ないと思います。
そしてこのいまの文明が崩壊しない限り、人類は絶滅するでしょう。
これは2択です。
どちらになっても人類には大きな試練になるでしょう。
このまま世界は明日も続いていくだろうと思ってる楽観論の方がうらやましいです。
政治も経済も自然もすべて行き詰ってます。
この状況でまだ楽観的になれるのは素晴らしいことです。
せめて、その日が来るまでは現実から目をそらして、思考停止になってる方が賢明な生き方だと思います。
今のうちに思いきり好きなものを食べ、好きなことをやってください。