田植えが終わって一安心です。
一時はやり手のいなかった田んぼも、何とかやってくれる人ができ、すべての田んぼで作付出来ることになりました。
田んぼを貸してくれるとなると、絶対に断らないで引き受けてきました。
なにしろ昔は、絶対いい田んぼは貸してもらえなかったんですよ。
今はいい田んぼを貸してくれるのですが、栽培する人が増えません。
なかなかうまくいかないのです。
栽培する人が居なくても、ふりだしは借地料を払い、何とか田んぼを維持しようとするのですが、人手が足りません。
私たちも手いっぱいなのです。
今年は何とか田んぼは全部借り手が現れて何とかなりました。
毎年綱渡りです。
それでも村に来てから日の浅い人たちに、村の人は田んぼを貸してくれませんので、ふりだしが間に入るのはやむを得ないのです。
来年はどうなるのでしょう。
もっと農業をやりたい若い人に、大鹿村へ入ってもらいたいものです。
今なら、家も田んぼも畑もいっぱい空いてます。
何時までもこれが続くとは考えられません。
なぜこんな時に人は来ないのでしょうか。
そして、その時が来てからアタフタと田舎に移住しようとするのでしょう。
その時にはもう今とは状況は一変しています。
と言っても誰も聞いてくれないんですよね。