種子法が廃止されようとしてます。

投稿日: 2017年4月12日カテゴリー: ブログ

今国会で種子法を廃止する審議に入っています。
種子法が廃止されると、遺伝子組み換え作物の日本への普及の歯止めが無くなってしまいます。
マスコミもほとんど報道せず、ひそかにトンデモナイことになっていってます。
もっとも共謀罪もそうですが、今の政権はとんでもない政権なんですが、日本人の大部分はそれに対して、反応が鈍いのです。
このままいけば将来どのような社会になるのかだれも考えないのでしょう。
三橋貴明氏の文章を転載します。

種子法が何のために存在しているかと言えば、「種子法によって稲・麦・大豆の種子を対象として、都道府県が自ら普及すべき優良品種(奨励品種)を指定し、原種と原原種の生産、種子生産ほ場の指定、種子の審査制度などが規定される」ためです。

要するに、「日本古来の原種や原原種の優良品種を都道府県が管理し、農家に提供せよ」という話になります。日本の食糧安全保障、食糧自給、そして食の安全を考えたとき、これは「当然の規制」だと思います。

種子法の肝は、自治体などに対し、「その地域に合った作物の種」の開発・普及を義務づけている点です。すなわち、日本の食糧安全保障の肝である「種」につ
いて、単純に「ビジネス」と化すことはせず、農家に安価で優良な種を提供することを、種子法が各自治体に義務付けているのです。

同時に、種子法は「遺伝子組み換え作物」の栽培としての普及を妨げる防壁でもあります。何しろ、遺伝子組み換え作物の栽培が始まり、遺伝子組み換え作物の花粉が空中を飛び、在来種と交配してしまう危険は、誰にも防ぐことができません。

このままないも考えないと恐ろしいことになりそうです。

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