加工所を作って自分たちで作った農産物を加工して販売しようとしてるのですが、実際始めてみるとなかなか大変なのです。
最初は補助金が出るモノと持っていました。
何しろ政府が推奨してるのですから。
補助金の説明を聞きに行くと、ほぼ門前払い状態です。
つまり加工所を作るのなら、1年間を通して稼働していなければならないというのです。
1年中加工をしている人たちは加工業者といいます。
今はデフレです。
デフレというのは物を作っても売れないから、物の値段が上がらないのです。
そのデフレの中で、プロの加工業者と張り合って新たに加工業をやって、結果はわかりきってます。
これが販売になるともっと大変なわけです。
どれだけ売れるかわからないから、初めは少量から始めるのは当たり前です。
いきなり大規模な加工所を農家にやれと言ってどうなるのでしょう。
農家にはお金は貸してくれます。
何しろ農地を持ってますから。
6次産業の美名のもとに、農家を借金漬けにして、借金が返せない農家を、より大きな企業がのっとる。
5年後にはかなりの農業法人がつぶれて、大企業に吸収されるものと思われます。
日本で大規模化はあり得ません。
ただで農地を盗ったアメリカやオーストラリア、ニュージーランドとか、日本より数分の一の所得のアジアの諸国と、もろに競合しても勝ち目はないのはわかりきってるのです。
グローバリズムに身を売った政府のもとでの国民は、悲しいものです。
いま世界中で政府が国民の財産を、グローバル企業に売り渡していってます。
世界中の政府が赤字です。
では誰が儲けているのでしょう。
グローバル企業だけが大きくなっていってるのです。
そしてその後ろにいる人たちに世界の富が集まっていってます。
企業が国より上にあるのです。
いくら選挙で反グローバリズムと言って当選しても、当選したとたんに政治家は寝返ります。
つまり選挙のためだけに反グローバリズムと言ってるのです。
近くにはアメリカのトランプ大統領がいい例です。
当然日本の某首相も当選前は反グローバリズム的なことを言ってます。
世界中の政府がグローバル企業に乗っ取られた今、わたしたちこくみんはどの様に生きなければならないかは自明の理であります。
彼らのシステムから降りない限りは、彼らの奴隷からは逃れることができません。
街に住んでる限り、彼らのシステムから降りることはできません。
どうかよく考えてください。
今なら間に合います。