本を何冊も買ってトマトの勉強をしています。
昨年は見切り発車で何とかやってきましたが、さすがに勉強なしでトマトを主力商品にするのは無理みたいです。
苗の作り方、苗の植え方、株間、誘引の仕方、芽欠き、水やり、本当にいろいろあるのです。
今までは自給に毛が生えてる程度なので、適当に栽培してたのですが、本格的な施設栽培は別世界です。
それでも、加温も、二酸化炭素、湿度の調整とかはしないのですが、本は農薬を使うのが前提なので、またまた難しくなるのです。
トマトも露地でできればいいのですが、露地トマトは味的に現在では受け入れられないものと思います。
思えば勉強もせずに、一気に規模を拡大しようとしてたのですが、施設栽培の壁は意外と大きいみたいです。
ほどほどとるのは簡単なんですが、経営の柱にしなければならないのです。
個人でやるのと、法人ではこのように大きな違いができてきます。
そもそも30年以上もうけをあまり考えずに農業をやってきた方がすごいことなのです。
いざ儲けなければならなくなったら、根本的に意識から入れ替えなければなりません。
しんどいですけど、これは普通は誰でもやってることなのです。
何しろ100種類以上の作物を栽培しているのです。
一つ一つを深く勉強するなんて不可能なのです。
それに、人間が手をかければかけるほどダメなのではないかという、基本的な姿勢があるのです。
ここいらを今後どのように自分を納得させていくかが課題です。