野村総研の10から20年後までの予想です。
つまり半分くらいの仕事がロボットとかAIに移行するということです。
多分予想より早く移行が進むでしょう。
これは大変なことですよ。
街に住む人の仕事が半分になる。
これは街の仕組みが根本から変わらざるを得なくなるということです。
仕事がなくなった人がそのまま街に住み続けることができるでしょうか。
多くの人たちが否応でも田舎に移住することになるでしょう。
つまり街に住んでる方々は、どのみち追い詰められつつあるのです。
1950年にはサラリーマンはわずか34パーセントでした。
現在は84パーセントです。
サラリマン率の上昇に伴い、人々は街に移住していきました。
正確に言うと移住させられていきましたですが。
つまり政策的に田舎を追い出され、街に住まされるようになったということです。
少し引いて全体を見て考えてください。
50年以降どんどん工場ができていってます。
工場ができると労働者が必要になるのです。
みんなが自主的に街に働きに来てくれるようにはなりません。
田舎では皆さんそれぞれが仕事を持ち、家を持ってるからです。
この人たちを何とか街に移動させて、工場の労働者になって貰わなければなりません。
どうしますか。
政府は当然工場側です。
政府は田舎の人たちの仕事の収入を少なくする政策をやります。
この政策のせいで田舎の人たちはやむなく、街に出ていって工場労働者になっていったのです。
さて時代は変わって、今度は労働者がいらなくなってきました。
皆さん、政府が皆さんのことを考えた政策を立案してくれると期待しますか。
当然ですが、自分で何とかしないと将来はありません。
これからは公務員も終わりですよ。
アメリカではすでに、地方の行政が民営化されてきてます。
つまり役場や市役所が民営化になってきてるのです。
当然ですが、民営化はリストラ化でもあります。
さあ仕事はどんどんなくなっていってます。
どうしますか。
危機的状況になる前に動くべきです。
田舎に移住して半農、あと半分は何か収入のある仕事をする。
少しの仕事をよりたくさんの人で分け合う。
半農の場合は食糧が自給です。
現在のサラリーマンの平均年収は350万くらいです。
半分農業とか自給にすることで、一人の収入を、つまり一人の仕事を3人ですればよくなるのです。
一つの仕事でよりたくさんの人が食べていけるのです。
人が増えればまた仕事が増えます。
それと同時に、街に奪われていた仕事。
つかり工場に奪われていった仕事を、田舎に取り返す。
味噌、醤油、いろんなものを昔は田舎で作り、田舎で消費してました。
いつの間にかそれが工場の製品に置き換わっていってしまいました。
大量に作るから保存料を入れなければなりません。
儲けが一番ですから、質を落とします。
健康に悪いものを買わされるようになってしまいました。
元は、田舎の経済圏に合った仕事なんです。
田舎に取り戻すべきです。
時代は常に動いていきます。
何も考えずに生きていくと、ある日とんでもない状況に陥ることになります。
シャープがつぶれ、今度は東芝です。
大企業、公務員、これまで安泰だと思われていた仕事も、将来は安泰ではありません。
時代は破壊の時代に入ったのです。
リセットの時代です。
それがトランプ大統領、イギリスのEUからの離脱、他にもどんどん世界情勢は動いてってます。
自立が危うくなってるのですよ。
自分の乗ってる船が沈み始めているんですよ。
少しは考えましょう。