午前中はまずイチゴのカラス対策。
細い透明な糸をイチゴの上の人間が歩くより高い位置に張り巡らします。
密度はそれほどでもなくていいです。
カラスは見えないのに引っかかるので用心してこなくなります。
その後お茶の定植。
アベちゃんが一番寒さに強い品種を持ってきてくれました。
ふりだしのお茶の木は日本で一番高い高度にあるお茶の木だそうです。
ふりだしは1300めーたーなので、次は1500メーターの大池の畑でお茶を植えてみるのも面白いと思います。
ただ、高度が高いところのお茶がおいしいかどうかはまだ不明です。
ほとんど飲んでませんから。
アベちゃんから収穫して夜に月の光に当てたお茶がおいしいのを聞いて、次の満月に試してみます。
お茶の芽を摘んで月の光に一晩当ててその後の乾燥するだけでいいそうです。
お茶は精製がうまくできないので、今まで摘んだことがなかったのです。
摘んだ葉っぱをそのまま干してもそれほどおいしいお茶にはなりません。
午後は花豆の支柱作り。
慣れてきたので、半日で1列終わりました。
花豆の支柱はハウスを作るのと同じ手間がかかります。
小型ハウスにビニールの代わりに網をかけるだけの違いなのです。
当然手間はかかります。
花豆は手間がかかりすぎるので今年は減らしました。
こんなの誰も作らなくなるのは当たり前です。
その上台風が来たら全滅まであるのです。
何年かに一度は台風で支柱は倒れてしまいます。
花豆が全滅するよりもっと大変なのは、後始末と、支柱がダメージを受けて使えなくなるものがたくさん出ます。
法人としては不採算の作物はやめたいのですが、うちの奥さんのこだわりの豆なので1列だけ妥協しました。
支柱作りに「ぬきさしくん」が活躍してます。
支柱のパイプにつけて力をかけることができるために、手だけで刺すよりより深くできます。
こんなに便利な道具があるのを長年知りませんでした。
今年導入したどうぐたちの中で、高い評価を出せます。
種まき機はそれほど速く撒けませんでした。
熟練の人間はたねまききよりも早く種をまけます。
新人君は種まき機を使ったほうが早いです。
雨の時に種をまけるのは、種まき機の素晴らしいところです。
人力種まき機は、種の所がカバーされているので雨でも種まきができます。
今までは雨の時は傘をさして種をまいていましたが、指先がぬれると種がくっつき時間がかかってました。
種まき機は1-3粒づつ落ちていきますから、指先がぬれていても大丈夫なのです。