岩沢さんの不耕起栽培、アートテン農法、ラジュウム鉱石農法。

投稿日: 2016年4月4日カテゴリー: ブログ

色んな農法を試してみました。
昨年まではEM農法、これは20年以上やってます。
非常にいい農法ですが、少し難しいです。
マナサール菌農法も素晴らしいです。
アートテン農法、ラジュウム鉱石農法はやってみましたが、よくわかりません。どちらの農法もEM農法を超えていないものと思われます。
変わりがわかりません。
つまりすでに、EM農法で十分なレベルに達してるので変化が感じられないのだと思います。
岩沢さんの不耕起栽培は、若い連中がやっていて乗り気なんですけど、今回乗用田植え機を買うことになり、岩沢さん方式の田植機を買おうとしましたが、セミナーをやってる人に問い合わせてみると、うまくいく田んぼとうまくいかない田んぼがあって、なんていう返事でした。
どの農法でも同じです。
本で書いてるようにはなりません。
実際の田んぼ、畑はそれぞれ条件は変わります。
その中でいかにやっていくかです。
農業をやって30年以上になります。
色んな農法を試してみました。
今まではEM農法が最高です。
あくまでも、私たちのケースではです。
それでも現在新しいセイショウ農法にほぼ8割近くを切り替えていってます。
常に新しいやり方にトライする。
これが私のやり方です。
あきやすいわけではありません。
事実EM農法は20年以上かけてここまで完成させました。
それでも今回のセイショウ農法の人参はすごかったのです。
今まで自分の人参に誇りを持っていました。
どこよりもうまいと思っていましたし、自信もありました。
しかしセイショウ農法の人参はうちの人参を超えていました。
この何本化の人参と本と、神谷さんの話で全面的にセイショウ農法に移行します。
楽しみです。
このように一つの農法を試すのにも経験が必要なのです。
農業を始めるばかりの人が、難しい農法にトライするのは結構ですが、経験がないと何がだめかの判断さえできないのです。
それに最低5年ぐらいはそのやり方を継続してからの判断になるのです。
新たに農業を始める人はオーソドックな有機農法から始めることを進めます。
特に(自然農)の人は気を付けてください。
簡単にできるやり方ではありません。
ふりだしでは10年間頑張って続けてきましたが、あまりにも手間がかかりすぎます。
手間の割には収量は少ないのです。
自然農をやる場合はそれ以外にも近所の人たちがうるさいのも覚悟しなければなりません。
1年で田んぼや畑を貸してくれなくなるのも覚悟しなければなりません。
自然農は間違ってはいません。
良いやり方ではあると思います。
しかし難しすぎます。
素人がすぐにできる農法ではありません。
十分に覚悟して始めてください。
やり始めたら最低5年は頑張ってください。
私たちが今回自然農から撤退するのは、自然農でやると世界の半分以上に人が飢えで死んでしまいます。
正しくても生きていけない農法にこだわり続けるわけにはいきません。
あくまでも農薬を使わない、化学肥料も使わない、その上農薬を使ってる人たちと同じ収量を目指します。
どれが一番いい農法だとは言えません。
どの農法が自分の畑と田んぼに向いてるかが一番です。
どのやり方も本で書いてる通りにはならないと思って始めるべきです。
現実は大変ですよ。
私たち無農薬を志す者には、条件のいい田んぼ畑は基本貸してくれないと思っていたほうが良いのです。
現在私たちは30年目にしてようやくいい条件の田んぼや畑が借りれるようになってきました。
一歩一歩周りの農業をやってる方々の信頼を得てようやくここまで来ました。
今回は法人化で勝負に出ます。
30年目で一気に拡大し、機械化していきます。
これは周りの状況で、自分たちが拡大しなければ、また農地を取り上げられる可能性が出てきたためです。
現在国は農業の大型化を進めています。
その反面小さな農業を潰しにかかってきてるのです。
守りに入ってやられるわけにはいきません。
のるかそるかですが自信はあります。
人生1回ぐらいは勝負をしなければです。
今は毎日わくわくしたり、落ち込んだり、激変中です。
主力が若い人たちなのでげたはサポートだけなのが少しさみしいのですが。

お問い合わせ

ふりだし塾に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。 ふりだし塾にお手伝いとして入塾したい方は、お手伝い応募フォームよりご応募ください。