まず、吉良商店の入り口に門というより入り口なんですが、その横、両横共ですが、タヌキの石の置物がむかえてくれます。
これは限りなく怪しいですよね。
前回も今回も[怪しいね」なんて言いながらの訪問です。
神谷さんは天才なんでしょう。
臨死体験者でもあるらしいです。
何しろ実績がありすぎるほどあります。
全国のゴルフ場の芝の肥料も結構大きなシェアーを持ってるみたいです。
話も国際的だし、ヒートテックの開発者だし、ブリの養殖の初めの技術を編み出した人だし、カーボンの応用でいろんな発明をしてるそうだし。
年商何十億だし。
その割には従業員は家族4人とほかに数人みたいだし。
さすがに本と実際はかなり違います。
それでも、我々は追加の資材を買って帰ってきました。
怪しいし、人によっていうことは違うし、見学に行ったキュウリ農家は農薬も除草剤も使てるし、でもそれでもすごくいいキュウリを作ってるのは事実です。
何十たくさんの人が見学に訪れるのに、しっかり対応して立派な農家さんです。
今回伺ったのは、一番近くの鈴木さんのグラスハウスでした。
りっぱなキュウリを作っていました。
1反5千本のきゅうりを植えるのではなく、千本植えて、1本から5本の側枝を出すということみたいです。
このように本と実際は違うみたいです。
神谷さんは天才ですので,常人的でない表現もたくさんあるのでしょう。
結局2回行ってもよくわからないところも多いのです。
簡単だとは言ってますが、簡単ではなさそうです。
あたりまえですが、言葉で言うと、その菌を畑に定着させればいいだけのことですが、一度でも微生物資材を使った人は理解できるでしょうが、微生物を畑に定着させるのは簡単ではありません。
ケースバイケースなんです。
げたは30年近くEM菌を使った農法をやってるのでいろいろ理解しやすいのですが、この知識が返って新しいことを始めるのに邪魔をすることもあるのでそこは十分に注意してます。
それでは怪しいのになぜこの農法をやる決心は変わらないのかと言えば、神谷さんと吉良商店さんの感じがいいのです。
この感じがいいのは大事なことです。
それに、この農法がうまくいけば革命的な農法なんです。
そう簡単にはあきらめることはできないのです。
日本の農法が変わっていく可能性を秘めた農法なのです。
農薬を使う人も使わない人もどちらの人でもできる。
幅の広い農法なのです。
アバウトなところも好感度はアップです。
好きです神谷農法。
結局畑5反田んぼ5反と半分ぐらいの農地を一気に神谷農法に切り替えます。
本当は全部切り替えたいぐらいの気持ちはあるのですが、いろいろ事情もあり、半分は昨年までのやり方です。
最低3-5年はこの農法のやり方を試行錯誤でしょう。
技術を磨いて、よりたくさんの人にそのやり方を公開していくつもりです。
この場に至って四の五とケチなことを言ってる場合ではないのです。
技術は公開するべきなのです。
日本の農業を変えていかないと、日本の農業は壊滅します。