木の根っこを抜く。

投稿日: 2016年3月6日カテゴリー: ブログ

毎日切り倒した丸太を運び、根っこを抜いて行ってます。
木の根っこを抜くには、周りを大きく掘り進んでいかねばなりません。
バックがない場合は、手で掘るのですが、これが結構大変なことなのです。
植林の木は根が横に伸びているので比較的楽です。
天然の雑木は根が下に伸びているため、下まで掘らなくては根が切れません。
根を切るのはつるはし、オノ、のこぎりなどケースによって使い分けます。
ただしオノものこぎりも根を切るのに使うと後で使えなくなります。
20センチ級の雑木は半日から1日かかります。
スコップで周りを掘っていっても、根っこにあたってあまり土を上げることができないので、少しづつしか土を上げることはできません。
かなり大きな穴を掘る覚悟でやってください。
穴はだんだん広くなっていきます。
太い根っこを根元から切るのが難しいためです。
根っこはできるだけ根元から切らなければ、掘り進めません。
切った根っこは反対側も切って外に出さなければ、掘り進むことができません。
ふりだしでは若い人たちにもやらしたことがありますが、1本で根を上げてしまいます。
チェーンブロックとか、チリホールがあれば楽です。
細い木はチェーンブロックで直接抜くことも可能です。
チェーンブロックの支柱は、足場用のパイプを使うのが一番です。
木で作ると折れてしまいます。
パイプ3本を直に接続します。
接続はボルトを使います。ボルトの穴はゆるめに空けないと支柱の遊びがなくなります。
ボルトはあまり太いものは使わない。
木の根っこ堀りは、開拓のハイライトです。
楽しんでやってください。
ばっくふぉ^で掘る場合は、とにかく深く掘るのです。
根元に排土板をつけ、反対側をまず掘ります。
その後にサイドを掘り、そのあとに下をできるだけ掘ります。
いかに根っこを切っていくかが勝負です。
太い根っこは切り株からかなり離れたところを掘らないと、バックが持って行かれます。
最後に手前を掘ります。
手前に大きな根っこがある場合は、バックを横から入れなおして、直に根っこを切らないと太い根っこは切れません。
平らなところでは問題ないのですが、急な傾斜でやる場合は、バックの周りを十分平らにしてからやらないと危険です
平らは左右に平らの意味です。
げたは大鹿村に来てからひたすら開拓です。
開拓が一番楽しいのです。
今は馬小屋をほおりだして毎日開拓です。
山が変わっていくのは面白いですよ。
なるべくもとの地形ををうまく残して、畑と家を建てる場所、小屋を建てる場所と設定していきます。
これ以外と難しいですよ。

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