ふりだし塾の農業。

投稿日: 2016年2月16日カテゴリー: ブログ

多品種栽培。
約100種類の農産物を栽培してます。
農薬、化学肥料、除草剤を使用してません。
EM菌、ナマステ菌をボカシ肥として使ってます。
アートテン農法もやってます。
ふりだし塾では30年以上農薬も、化学肥料も、除草剤も使わない農法で農産物を生産しています。
有機無農薬で農業をスタートした場合、5-10年で問題が出ます。
これを乗越さないとこの農法はうまくできません。
反対に言うと、5-10年は何とかごまかしてやっていけるということです。
その壁を超すためには何らかの対策をしなければなりません。
ふりだしでは20年以上EM菌を使っています。
この農法はうまくいくまでは多少時間はかかります。
また、発酵が少し難しいです。
ボカシ肥をうまく作るのがまた、ちょっと難しいのです。
これさえうまくできれば、あとは継続して使っていくだけです。
EM菌と並行して気を使っているのが、輪作です。
同じ作物を同じ場所で長く作ったり、続けて作ると問題が出てきます。
それと同時に葉物とか、ばかり作り続けても問題は出てきます。
ふりだしでは基本毎年ほぼ90パーセントの作物を移動させます。
また、マメ科、イネ科、夏野菜、などは別の種類でも同じところには作りません。
大豆と小豆は同じところで作ったりもします。
麦と、雑穀を必ず輪作に入れます。
平均して3年か4年に一度は雑穀類が回ってきます。

ふりだしの農業では、多少収量が上がっても、仕事の時間が増えるやり方はあまり取り入れません。
出来るだけシンプルな栽培を心がけています。
また、地温を上げるためと、草対策のためにマルチを多用します。
今のところ、マルチなしでは草に負けてしまいます。
寒いところなので地温を上げるためにはマルチは使わざるを得ません。
ふりだし塾の農場は、高度1500メートルが主力です。
他に1300メーター、850メーターの所に畑はあります。
田んぼは、いちぶで起こさない、自然農風の栽培をしてます。
1枚の田んぼで手で田植えをして、手で稲を刈ります。
他の田んぼは機械で田植えをして、機械で稲刈りをします。
水は3-5日に1回ぐらいしか見に行きません。
草は田車除草機を2回ぐらいかけ、1回は手で取ります。
刈った稲ははざ掛けで乾燥させます。
脱穀は機械の脱穀機です。
足踏み脱穀機は雑穀類で使います。
同じものでもいろんな品種を作ってます。
例えば、稲は、アキタコマチ、モチヒカリ、古代米、イセヒカリ、ハッピーヒル。
麦は硬質麦、裸麦、ライムギ、オーツ麦。
種類が多いのが特色です。
販売は90パーセントが直売です。
自分で産地直送でやっていきたい人には向いています。
単品でやる人には向いていません。
もっとも無農薬で単品はあり得ないでしょうけど。
農業で稼ぎたい、プロ農家指向には向いてないでしょう。
特色を理解して応募してください。

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