辺境生物はすごい

投稿日: 2015年9月24日カテゴリー: ブログ

久しぶりの推薦図書です。
著者は長沼毅 幻冬舎新書 780円
安いですから是非買って読んで下さい。
この本は生物学の本です。
辺境生物の研究から、人間という生物を生物学的に考察したものです。
生物学的ですから、哲学的とか精神的では無いのに、しっかり哲学的なのです。
しかも説得力はあります。
人間は所詮は生物なのです。
そこから出ることはできません。
頭で色々編み出しては見たものの、それを外してみたら、ただの糞袋であったという話なのです。
辺境とは、深海であり、砂漠であり、極地であったりです。
つまり、地球上では辺境の方が多いのです。
その辺境で住む生物は、普通の進化論的に生きてはいません。
つまり弱肉強食とかではないのです。
厳しい環境においては争いは起こりません。
例えばチューブワームという生物は、食べません。
硫化水素を、体内の微生物がエネルギーに変え、そのエネルギーで生きているのです。
つまり植物では、太陽エネルギーを、葉緑素がエネルギーに変えてるのですが、対応の当たらない深海で、代わりに硫化水素をエネルギーに変えて生きているのです。
光合成をして無いので植物の仲間には入りません。
何も食べないので動物ともいえないみたいです。
その中間の生き物だそうです。
彼らは争う必要はありません。
その彼らから生き方を学んでいくというとんでもない試みではあるわけです。
面白いですよ。
あなたも生物学的な人間に戻って、自分というものを見ていくと、新たな自分が見えてくるのです。
人間も平和に生きたいのなら、辺境で生きるのはいい選択だと思います。
競争はありません。
ただ生きていくだけです。
平和に生きていく、それだけで十分だと思います。
後は食べて、呼吸をして、糞とション便を環境に返して、二酸化炭素を吐いて、それだけです。
シンプルです。
後は好きなだけ、適当に足していき、自分の人生に、自分なりの理屈をつければいいのです。
それをお互いに尊重しあって生きていけば平和です。

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