稲の種籾を蒔きました。

投稿日: 2015年4月12日カテゴリー: ブログ

昨年よりもっと早く種モミを蒔きました。
毎年苗は十分に大きくなりません。
思い切って早く蒔いてみました。
苗箱に蒔いたのですが、ハウスの中に苗箱を重ねてシートで覆っています。
発芽までは太陽の光はいりません。
いるのは温度だけです。
重ねておく事で管理は楽です。
シートをかけて重ねているので、みずやりも毎日でなくて大丈夫です。
発芽まで1週間ぐらいでしょう。
水にもつけず、種籾を直接蒔きました。
種子消毒と、水選は教える為にイセヒカリのみやりました。
水につけて、芽が出てから蒔く方法は時間がかかります。
簡単がいいです。
ハウスの中に囲いを作り、ブルーシートでプールを作りました。
プール育苗は楽です。
水をやっていた時は、どうしても十分な水をやる事ができませんでした。
水はうまく入らないときもありますし、育苗の箱には少ししか土は入ってません。
天気がいい日は朝晩では水は不足します。
地面に直接種を蒔いていたときもありますが、このやり方ではたくさんの苗は出来ません。
田んぼに苗床を作るのが一番なのですが、田んぼは遠くて十分な管理はできません。
もう少し米つくりの仲間が増えたら、共同で苗作りを出来るようになるでしょう。
米作り仲間が10家族ぐらいになれば、いろんな事が共同でできるようになるはずです。
今は5家族です。
後5家族の無農薬で農業をする家族を確保しなければなりません。
大変な事なのです。
毎年1家族が目標なんですけど、今年はまだ新しい家族は入ってきてません。
1家族交渉中なのですが、それぞれ事情があるので、思ったようにはいきません。
それでも今年の柳島地区の水路の掃除では、すでに新しい人たちのほうが多くなってます。
確実に村の農業に影響を与える存在にはなってきてます。
村の方々も好意的に見てくれています。
蛍を復活させるための水路も前向きに意見を言ってくれてます。
蛍の乱舞する田んぼの景色が見れるようになるのも、そう先ではありません。
すでに振り出しの田んぼでは蛍は復活してます。
少しづつではありますが村は変っていってます。
村の元々すんでいる人たちと、お互いに助け合いながら新しい農業を広めていければ良いなあと思ってます。
農業を志す若いカップルか家族を強く求めています。
大鹿村は農業は決して恵まれた所ではありません。
しかしこんなに自然が残ってる村はもうそんなに日本には残っていないでしょう。
せっかく無農薬で米を作っても、水が汚かったり、空気が汚れていれば何にもなりません。
そういう点では大鹿村は恵まれています。
私達の使う水はきれいな水です。

お問い合わせ

ふりだし塾に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。 ふりだし塾にお手伝いとして入塾したい方は、お手伝い応募フォームよりご応募ください。