立川談志は面白い。
さすがに落語協会を向こうに回して、孤軍奮闘するだけはあります。
ガキなんかぶっ飛ばしてしつけるしかないんだなんて、大いに共感します。
つまりげたも彼も古いのです。
自分たちはそのように躾けられ、何とか今日があるのですが、現在は躾けられていない人たちが、すでに大人になって、子供を作ってる状況です。
自分の事さえまともに出来ないので、子供のことは全然まともに出来ません。
もちろんまともの基準が、皆さんとは違うのですが。
現在は大人になって無い人たちの(幼児文化)であると彼は言ってます。
もっともだと思います。
幼児の一人として申し訳ないとは思います。
すでにじさまや、ばさままで幼児のままという現状です。
つまり、何にも考えず、自分の事には責任を持たず、自分の事しか考えない人たちということです。
げたが自分も幼児に含めるのは、自分のことを最優先する、反省しない、責任は取るのですが、その責任の取り方が一般的ではない、まだまだあるとは思いますが、決して大人だとは思ってはいません。
それでも、現在の幼児文化に対しては、やばいなあとは思っています。
さて、現在大鹿村をはじめ全国の過疎といわれてる地域は崩壊の危機にあります。
政府はそれに対して方針を出していますが、言葉ばかりで本気で解決する気はなさそうです。
それどころか、彼らの政策は明らかに地方を切り捨ててます。
消えるところは消えればいい。
これが彼らの本音でしょう。
昔は国敗れて山河ありでしたが、今回は国敗れて山河もなしになりそうです。
彼らは自分たちの利益のために、国を売ろうとしています。
農地も水源も売ろうとしています。
これに対応するためには、多くの若い人達が田舎に逆流していかなければならないのですが、未だにその流れは小さいものです。
なおかつ、ほとんどの人たちがその現状をわかっていません。
どのようにお米が作られているのかが全然伝わっていません。
田舎が崩壊すると、日本全体が崩壊するという事実を認識してません。
これの一番の問題は、勉強できる人たちが社会の一番上に居る事です。
勉強しか出来ません。
ほかの事を何もしていないので現実を理解していません。
もちろん勉強をしなかった人たちの多くも現実を理解していません。
皆さん虚業に従事しているので、実業のことを理解していないのです。
虚業の別名をバブルといいます。
現在バブル真っ盛りです。
何度こけても懲りないみたいです。
まさかまたまたバブルになるとは思っていませんでした。
それでも今回が最後でしょう。
これがはじけるまでは待てません。
あらゆることで限界になっています。
私達の世界は袋小路にはまったままです。
出口は見つかっていません。
このまま行けば全面崩壊は免れません。
なにしろメルトダウンした原発が国内にあり、そのメルトダウンした原発の中心部がどうなってるかもまだ分かっていないのに、再稼動しようとしています。
そしてその政府に信任を与えてしまったのです。
TPPも、秘密保護法も、憲法改正も、解雇が簡単になる事も、日本の財産をアメリカに渡す事も、その他の全ての政府の政策を信任してしまったのです。
少し脱線しました。
元に戻します。
この若い人達の再教育に談志は軍隊へ送れといってます。
軍隊はいけません。
そもそも軍隊は人類には必要ありません。
所詮歴史的にみて軍隊は自国を守るより、自国民を多く殺すか。殺される状況を作るかの方が圧倒的に多いのです。
それに変わるものとして、徴農制を提唱します。
徴農製というより、徴一次産業制といったほうがいいとは思います。
つまり学校が終わった若い人達は最低1年間は一次産業に従事しなければ、他の仕事に就けなくするのです。
もちろん一年間やればいいという物ではありません。
一年やって、その産業の人によくやったと認められなければ再度もう一年間の延長もありなのです。
何年でも認められるまで他の仕事には就けません。
こうしなければ、真面目にやりませんから。
これは社会を根本から変えます。
みんなが実の仕事の大変さと、実情を理解する。
国が変わります。
田舎もにぎわいます。
多くの若者がそのまま田舎に残るでしょう。
いいアイデアだと思いますが、無理でしょうね。