彼女の本の最後に載っている実技応答です。
問、スピリチュアルな道を歩んでいるほとんどの人は、エゴがスピリチュアルな成長の邪魔をするので、エゴを追い払うべきだと信じています。
あなたがそのように主張しないのはなぜですか。
彼女の答、
もしエゴを否定すれば、それはもっと強く押し返してくるからです。
何かを拒絶すればするほど、それは生き延びる為にもっと反撃して来るでしょう。
でも、無条件に自分のエゴを愛し、この人生で自分を表現するための一部だと受け入れることが出来れば、もはやエゴは問題でなくなります。
それはあなたの成長を邪魔するどころか、役に立ってくれるのです。
私達はみんなエゴを持って生まれてきます。
それはこの世での本当の自分の一部なのです。
死んだ時、私達はエゴから完全に解放されますが、生きている間はエゴと闘うほど、自己批判に苦しむでしょう。
私達が自分のエゴを無条件で愛したとき、始めて他人のエゴも受け入れられるのです。
そうすれば、エゴはもはや問題ではなくなり、あなたの謙虚さや素晴らしさが輝くようになるでしょう。
どうです、彼女の意見を全面的に支持します。
そもそもスピリチュアルな人たちなんてのは何でしょう。
げたは断固としてスピリチュアルではありません。
エゴを捨てるというのはそういうことでゃありません。
そもそも捨てる必要はなくなるのです。
自然になくなったときは、それでいいのです。
エゴがあるうちは大事にしましょう。
エゴも自分ですよ、少なくても今回の人生では。
それを否定してどこに行くのです。
げたも若いときにインドとか色んなところで修行をしてましたが、最終的に止めました。
修行する人たちとどうしてもなじめなかったのです。
彼らに比べると、飲み屋で飲んで人のことをバカヤローと叫んでるおじさんのほうが近くに感じるのです。
今は無農薬で野菜を作ってますが、無農薬の野菜を買ってくれる人よりも、農薬の掛かった野菜を買ってる人達のほうが近くに感じるときもあります。
理由は分りません。
何となく気に食わないとしか言いようが無いのです。
作物を作って、食べて、糞をして,寝る、これで十分です。
何が問題なのでしょうか。
自分が問題で、そこからどう展開できるのでしょうか。
自分に自信を持ちましょう。
自分を好きになりましょう。
そこからが全てのスタートです。