水を燃やすのはそんなに難しいことではありません。
水は水素と酸素の化合物です。
水素も酸素も燃えます。
そしてその水素を燃やすと酸素とくっついて水になります。
ご存知とは思いますが水は電気分解で水素と酸素に分かれます。
問題はこの電気分解での投入エネルギーより取り出した水素を燃やして得られるエネルギーのほうが少ないのです。
問題はいかにエネルギーを使わずに水を水素と酸素に分けるかです。
有名な車を水で動かしてアメリカ大陸を横断したマイヤー氏はこの方法を発見したのでしょう。
残念な事にマイヤー氏は水でのアメリカ大陸横断の成功を祝う席で突然倒れて亡くなりました。
マイヤー氏の技術がその後にどうなったかは不明です。
過去に多くの方がこの技術に成功しています。
昔30年ほど前に合った、し尿処理の技術者の人もそれは難しくないと話していました。
しかし未だに実用化はされていません。
問題の一つは酸素と水素の混合ガスは非常に危険な事です。
直ぐに爆発します。
これを貯蔵するのがもっと大変です。
水素は容器を通して漏れていきます、その内に容器が駄目になります。
この水を電気分解した気体酸水素ガスと言います、別名ブラウンガス。
このガスは非常に危ないのです。
圧縮しても衝撃が掛かっても爆発します。
とてもじゃないですけどこんなものを車に積んで走る勇気のある人はいないでしょう。
最近、これを克服する新しい水を燃やす技術が開発されました。
どちらもほぼ実用化の手前か実用可能の段階です。
さて今回この技術が普及するかどうかですが、これは疑問です。
水を燃やしても誰も儲かりません。
つまり資本主義の一番大事なこと、お客様に長年使っていただいて、ずーっとお金を使っていただく技術以外の技術は日の目を見ないのです。
そんなに大げさな事ではありません。
ただ銀行がお金を融資しないだけです。
銀行は儲ける為に融資をするところです。
水を燃やす技術これ自体は儲けになります。
しかし、この技術が普及すると多くの石油とか他のエネルギー関連の企業は大変な事になります。
さてあなたが銀行の立場でしたらこの新しい技術にお金を融資しますか。
環境に優しいなんてのはお金の世界では死語です。
さて最近世の中は変わってきてるといわれています。
医療の現場でも色んな情報が出てくる世になりました。
今まで表に出てこなかった情報もどんどん表に出てくるようになりました。
それでは世の中は変わってきてるでしょうか。
それは疑問です。
次回に具体的な水を燃やす技術を紹介します。
こういうことはやばい事なんですよ。
最もやばい事なのです。もしかしたらこれ以上は書かないかもしれません。