現在一人での生活です。
外は真冬です。
12月に入ってからひたすら真冬です。
山奥の生活は特別に大変です。
寒いし、地面は凍ってるし、雪は解けないし、太陽は出ないし、風は吹くしです。
今の外は雪が舞ってます。
冬のヤギのえさを全部山の畑から下ろせませんでした。
もう山の畑に行く事はできそうにありません。
ひとりでの生活は怪我とか病気になれば終わりです。
何しろなにから何まで自分がやらなければ何も進みません。
どうしても人との妥協が出来ない人以外には無理です。
生活も思いっきりシンプルにしなければなりません。
たぶんこんな寒いところでは無理だと思います。
毎日の生活が精一杯で、冬越しの用意までやるのはほぼ不可能だと思います。
今はまだ石油があるので一人でも何とかやっていけますが、ひとたび石油が手に入らなくなれば終わりです。
一人で生きていくのは不可能なら、他の人と一緒に生活するしかありません。
家族の場合は比較的簡単です。
ほとんどの人は自分のパートナーとその子供のためなら、自分の事より優先してやっていけます。
これが最小のコミューンです。
昔はこれに兄弟とか親族一同で暮らしていたでしょう、この場合はすでに誰かがリーダーにならなければやっていけません。
一族の運命を担う人が必要になります。
ここでは民主主義は機能しません。
いちいち話し合いでやるわけには行きません。
畑の事は畑に一番詳しいものが責任を持って判断しなければなりません。
畑のことをほとんど知らないものと幾ら話しても結論はでません。
結論を出す前に状況は手遅れになるでしょう。
ここまでは何とかなります。
状況はもっと大きなコミュニティーなり、コミューンでなければ乗り越えられなくなるでしょう。
危機が身近に迫らないとこのコミューンは機能しないでしょう。
コミュニティーならばもっとでしょう。
問題はありすぎます。
現在的にはコミューンは一人の優秀な指導者が率いるか、一つの宗教かなんらかの信念を共有したものしか残りません。
自由なコミューンなんて不可能なのです。
自由を優先する人は一人または自分の家族のみで生きなければなりません。
それでも何らかの外との妥協が無ければ生きていけません。
つまり自由は幻想です。
自由と個人主義がここまで状況を悪化させたのでしょう。
私達には外の世界での自由はありません。
唯一あるのは意識の自由かもしれませんが、これも怪しいものです。
確かに自由意志はあるようには思います。
これが無いとこの世界は意味がなくなりますから。
この自由意志と、普通に考えられている自由とは相容れない場合があると思います。
まあ、普通に考えられる自由なんてないんでしょうけど。
それぞれが思ってる事由があるだけでしょう。
もちろんこれは幻想です。
外の世界には自由はありません。
まとまってなくて申し訳ありません。
現在的にはどうすればいいのかよく分かりません。
結局ぶっつけ本番しかないように思います。
ともかく、コミューン及びコミュニティーの基本は自分より他人を優先する事です。
人にたくさん与える人が尊敬されます、
物をたくさん持ってる人は恥ずかしい人なのです。
当たり前ですが現在の社会はここから大きく逸脱してます。
この社会の先には未来はありません。
たくさん持ってもあの世には持っていけません。
あの世に持っていけるのは、あなたがこの世界でどう生きたかだけです。
こんな単純な事がまだほとんどの人たちには分らないみたいです。
私達人類は行き止まりに来てます。
この先はありません。