錯覚の科学。あなたの脳が大うそをつく。

投稿日: 2014年12月3日カテゴリー: ブログ

この本は買う必要はありません。
ただひたすら私達の脳はいかにいい加減かを検証しています。
下手にこの本を読むと何も信じることが出来なくなるかもしれません。
大事な事は私達は日常的に錯覚をしてるということです。
私達は自分は錯覚する、他人も錯覚するという前提に立つべきことです。
人の間違いの半分ぐらいはこの錯覚から来ているのでしょう。
誰でも錯覚はしますから、他人の間違いに寛容にはなるでしょう。
私達は思ったよりも記憶力はよくないのです。
その上、間違って記憶します。
目で見ても脳が見なかったりします。
例えば朝ごはんを思い浮かべてみましょう。
細かく覚えられてますか。
情景が浮かぶでしょう。
その情景は正確ですか。
その情景を細かく検証すると、あら不思議、情景は出てくるのに細かいところは分りません。
もし細かくわかるという人はもう一人の人と記憶を比較してください。
結構違ってるモンですよ。
ふりだしではそれに関して「名人」が一人いますので、毎朝「このパンは誰が焼いてるの」が発せられます。
ふりだしではパンをストーブの上の網で焼きます。
網の上でパンを焼くのですが、みんながパンをずらりと置くのです。
必ず分らなくなる人が居ます。
ほぼ毎日分らなくなる人も居ます。
こんなもんです。
人は何かに注意してたら他のものの記憶はあいまいになります。
また予期せぬものは見えないことが多いそうです。
車で自転車を引っ掛ける事故はよく起こるのですが、自転車が多いところより自転車が少ないところのほうが事故は多いそうです。
自転車が少ないところでは、車は自転車に対しての認識が出来にくいそうです。
つまり自転車がいるのに、いると思って無いと、本当に見えないことがあるみたいです。
UFOなんかも、目の前にいても見えない人には見えないみたいです。
その存在を認めたくない場合も本当に見えないというより、認識を拒否するのでしょう。
一応こういうことを頭に入れておいたら、人に寛容になれると思います。
認知症でも、健忘症でも、うっかりでも無いのです。
ただ誰にでも普通に起こることなのです。
例えばバスケットの試合で、玉のパスをカウントしてもらってると、そこにゴリラのぬいぐるみを来た人が現れて、手を振っても、半分の人は認識できません。
これ本当なんですよ。
そしてみんな、その事実を信じません。
みんな自分の能力を過信してるのです。
自分をよく知るものは自分だと信じ込んでる皆さん、意外と自分のことはよく分かってないみたいですよ。
げたの場合は結構いろんなことに寛容になってる気がします。
その点からこの本はいい本なのかもしれません。
興味がある人はどうぞ。

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