なぜ今落ち込んでるかというと、1番は仕事が全然進んでいないからです。
この先今のところ手伝いは不透明です。
しばらくは手伝い2名です。
昨年の一人も居ないに比べれば、まだいいのですが、今年はイベントが多すぎるのです。
明日またヴィジョンクエストでひろみもみんなも朝から出かけます。
このヴィジョンクエストがまた落ち込む原因でもあるわけです。
そもそもこういうことをやるためには、十分なサポーターが必要です。
ところが参加者の大部分は十分なサポーターを連れてこないばかりか、大部分の人は自分も準備が終わってから来てます。
なおかつサポートする人は一人もつれて来て無い人もいるわけです。
げたの感じたところでは、すごく軽い感じで参加してる人も居ます。
今回の問題は結局参加費が3万円なりと言うところです。
そもそも大鹿村では長年スウェットロッジをやっていますが、全てドネーションとみんなの奉仕で成り立っています。
この方式でやってきた人間には今回のクエスター一人が3万円なりはなじめません。
自分たちが必要だと思ってるからそれをサポートするのにも何も問題は無いわけです。
ところがここに3万円と言うお金が介在する事によって全てが変わってきます。
つまり3万円払った参加者の中には、俺は金を払ってるんだから良いんだと思う人もいるでしょう。
それがサポーターもつれてこず、なおかつ本人も直前になってから現れると言う事に出てると思います。
それではその前から仕事をストップして、薪を運んだり、スエットロッジを作ってる私達は何なのでしょう。
私達はその3万円には何も関係は無いのです。
それでも大鹿村から一人参加してますし、他の人達も何も言わずにもくもくと仕事を手伝ってます。
そしたら、私達も、手伝いに行くしか仕方ないのです。
みんなはえらいと思います。
しかしげたはえらくないのです。
簡単にいい人にはなれないのです。
最近はこういうことが本当に多いのです。
ヒッピーにあこがれる人、スピリチュアルにあこがれる人、無農薬の野菜を食べる人、こういう人が増えてるのは事実です。
しかしみんな自分中心で人の事なんか考えてないのです。
一番良い例は最近の無農薬野菜を食べる人達です。
彼らが無農薬を選ぶのは自分たちは農薬を使った農作物は食べたくない、しかし地球の環境も自分のエネルギーの問題も考えません。
自分たちだけよければいいと思ってるからです。
自分も人類の一員であると言う自覚はありません。
みんなが繋がってるなんて、夢にも思っていないでしょう。
そしてこういう人に農作物を売らないと生活できないと言う現実があるわけです。
これが他の事にも当てはまります。
みんな自分の事しか考えないわけです。
それでいてスピリチュアル志向なわけです。
矛盾してるのにそれにさえ目を向けません。
結局便利な生活はエンジョイしながら暇な時間で精神的なことを求めてるわけです。
その自分たちの便利な生活のために世界がどうなってるのか、また日本がこれだけお金を持ってるのは世界中から盗んでるアメリカの尻馬に乗って、また自分たちも儲けていて、そしてその豊かさの中で便利な生活が出来てる事に全然疑問を感じてないのです。
だから彼らの精神性は、暇人の道楽だといってるのです。
アフリカでは精神性など言ってる場合ではないのです。
今日生きるのに精一杯なのです。
他に地域にも、そして同じ日本にも今日生きていくのが精一杯という人はたくさんいます。
同じ地球でおかしいと思いませんか。
私達はお金から距離を置かなくてはなりません。
お金が全ての人をおかしくしてしまっています。
落ち込みます。
そういうげたも、便利とかお金に振り回されています。
それが余計に落ち込みます。