マイケル、ニュートン博士、ヴォイス、2300円。
高い本ではあります。
げたは古本屋で見つけました。
この本を読んで本当に死ぬのが怖くなくなったような気がします。
例えば本文中に「また死後に会おうぜ」なんて言ってこの世に生まれてくるとか、
気に入った文章は
ニュートン;地球は過酷な場所とみなされているのですか(これは生まれ変わりの場所の選択としてなぜ地球を選んだかの質問に続いての質問です)
被験者;そうですよ、いくつかの世界では肉体的な不快さに打ち勝たねばならないし、時には苦しまなければなりません。
もっと精神的な意味での競争のが激しい世界もあります。
地球はその両方ですね。
過酷な世界を生き抜いたら称賛されますよ。
ニュートン;この地球の一番好きな点は何ですか。
被験者;人間たちが互いと争いながらもお互いに連帯感を感じてる事ですね。
競争しながらも強調しあってるということ。
ニュートン;それは矛盾ではありませんか。
被験者;(笑って)それが私には魅力なんです。
どうです。
臨死体験とか、あの世の話の本はたくさんあります。
ほとんどの本は荒唐無稽な幻想の話だと思っています。
この本の世界は素直に読めます。
もしあの世があるのだとすればこうだなあと一番納得がいきます。
中間生(つまり、死んでからまた生まれるまでの間の事です)の事での退行催眠によるものはたくさんありますが、このように切り込んで質問した人が今までいなかったのだと思います。
ニュートンさんは質問の仕方も面白く、また非常に気を使って質問しています。
画期的な死後探索の本だと思います。
最近は陰謀関係にあまり興味が湧かないのです。
もちろん真実も追究するのは好きですし。
面白そうな本は直ぐに買ってしまいます。
それでも前のようには入れ込むことはできません。
あの世の事を追求すればするほど、この世の事柄に対して少し離れて見るようになるのでしょう。
生きる事自体にはもっと熱心になるように思います。
人生を大切に思うようになりました。
生きてる自分がいとおしいです。
他の人にも寛容的に対応できるようになってきてるとは思います。
ただ、元が元ですので、他の人に変化が感じられるかどうかはわかりません。
この本ですっきりした部分が大分あります。
他にも面白いところはたくさんあります。
例えば、自分のパートナーとなる人のことを、あちらの世界にいるときにあらかじめ解ってるのですけど、こちらの世界に来て、その人と会うと解るように、あちらの世界で目印をインプットするそうです。
これは複数有るみたいです。
つまり、一つの目印でも胸は高まるのですが、一つの目印ではその人を確定するのは大変なわけです。
そのために複数目印は用意されてるそうです。
二つでもそれに該当する人はたくさん居そうです。
三つになるとそうは居ないでしょう。
その上出会いも必ず何重にもセッティングされてるでしょう。
つまり、赤い糸で結ばれてるのではなく、目印だそうです。
一番大事なのは感じる事なんですね。
一つで舞い上がって失敗する事はよくあるのでしょう。
複数なんですよ。
過去の自分の異性に対する好みを再考するのも面白いかわかりませんが、合う人には必ず合う、時期は未定、なので感性だけしっかり磨いておけば問題はなさそうです。
ここふりだし塾で長年男女の出会いを見てきてますが、法則性はあります。合うべくして合うのはよく分かります。
ちなみにうまくいかない事もあるみたいではあります。
ただしその場合でも、結局自分の今回の生での学びはあるのでいいみたいではあります。
だそうです。
健闘を祈ります。