小屋の屋根が上がりました。

投稿日: 2014年7月4日カテゴリー: ブログ

小屋の場合屋根はまっすぐになっていません。
下の基礎は直角にしたのですが、柱の曲がり、棟の置き方、いろいろ要因はあります。
まずまっすぐではないと思っていてください。
その上にまっすぐなトタンを乗せなければなりません。
トタンは野路板より少し出します。
先は3センチほど,サイドは並トタン一山分出します。
一番端のトタンは慎重に置いてください。
軒先、詰まりトタンの一番下の釘を打つときは、基本下から脚立に乗って打ちます。
それができない場合は、反対側からロープを引いてきます。
そのロープで自分を確保してから釘を打ちます。
釘は再度と先端は多く打ちます。
並トタンの場合は一番下は3山空けて釘を打ちます。
1メーターごとに釘のラインが来ます。
釘を売った後はしたの野路板から出ている釘の先端を曲げます。
釘をそのままにしていると、5年で釘はガタガタになります。
風、温度差で釘が浮いてきます。
屋根の角度は普通は下の基礎の間が例えば3,6メーターなら、その半分の1,8メーター真ん中の棟木をあげます。
この角度は、人が屋根の上に乗って作業できる限界です。
ふりだしでは1,5メーターほどにします。
この角度なら雪も十分落ちるし、なおかつ屋根の作業も楽です。
屋根の作業は怖いのですよ。
雨が降ったら即降りてください。
屋根の仕上げの場合は一番上の一番横かその次かをあけて置いてください。
ここから屋根の作業に上り下りします。
先端からはしごで上り下りをしてもいいのですが、脚立は駄目です。
はしごでの上り下りは結構危険です。
特に物を持ってるときは。
真ん中を開けておいて、最後だけはしごで下ります。
小屋の屋根は雪国では南北に屋根を落とすのではなく、東西に屋根を落とすと、雪が落ちやすいです。
南北だと北側が全然落ちないので雪かきをしなければなりません。
小屋一つも結構考えて作らないと駄目なんですよ。

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