2回目の醤油を仕込みました。

投稿日: 2014年6月15日カテゴリー: ブログ

予定では45時間で出麹なのですが、麹菌の回りが遅く、詰まり思ったよりも途中の経過の温度が低かったのです。
この場合乾燥して、それ以上は麹菌が回らないこともあります。
乾燥しすぎた場合は霧吹きで水を吹きかけてやればいいのかもしれません。
ここいらは今後の課題です。
45時間を大幅に過ぎて53時間で出麹になりました。
今回は時間を掛けたので麹菌が十分に回っていました。
9キロの材料が2回で18キロそれに水がそれぞれ12キロに塩が3キロ。
1回で24キロの醤油を仕込んだ事になります。
2回で48キロ、1回の仕込みで30リッターの漬物樽にほぼ8分目になります。
24キロは結構重いので、移動は大変です。
3ヶ月は涼しいところにおいて、その後は暖かいところに置かなくてはなりません。
むろは地下なので出し入れが大変です。
暖かいところに置いたら、後は3ヶ月に1回かき混ぜるだけで、搾るまで置き場所は変わりません。
1年でも醤油は搾れますが、ふりだしでは2年置いたものを搾ります。
醤油つくりの輪も少しづつ広がっていってます。
最終目標は村に1軒醤油屋を誕生させる事です。
醤油は自給には手間が掛かりすぎます、プロに任せたほうがいいと思います。
油も同じです。
材料は自分たちで作り、加工をプロに任せる、これにより村に新しい産業を作るのです。
それも外に売ることは目指さないで、村の中だけでやっていくほうがいいと思ってます。
たくさん売って稼ぐのが目標ではありません。
自分たちの生活が維持できればいいのです。
忙しくなってきたら増産するのではなく、新たにもう1軒醤油屋を養成すればいいのです。
それで2軒が新しい仕事で食べていけることになります。
外とのお金の行き来をなるべく少なくする、物の行き来も少なくする。
村の中で経済を自立させる。
これがこれからの社会の新しい形態になっていくでしょう。
つつましく幸せに暮らせる村を目標にしたいです。

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