ニンジンの種まき、ヒエの種まき、ジャガイモの中耕。

投稿日: 2014年5月30日カテゴリー: ブログ

苗の定植がほとんど終わりました。
残りはトマトと大豆。
種まきに入りました。
今日はニンジン1列。
ニンジンは早蒔きの場合芽の出が悪いのであまり早くできませんが、早く収穫したいのもあるので少しづつ蒔いていきます。
ヒエは1回目は苗を作り、今日は種を蒔きます。
ヒエは半月後にもう1回種を蒔きます。
種まきをずらすのは安全のためと、栽培形態の違いのためです。
穀類は少し時期が違うだけで実がならなかったり、収穫が変化します。
安全のために何回かに分けて種まきをするのと、マルチを使う栽培では苗を作りますが、マルチを使わないケースでは直播です。
ヒエの直播の場合は、野生のヒエとの見分けが困難です。
今年は最初条間を30センチで始めたのですが、途中で45センチに変えました。
種は2011年のものを使いました。
ヒエは少し古くても発芽します。
2011年の種を使ったのは、種を持ってくるのを忘れただけです。
畑の小屋に置いていた古い種を蒔きました。

ジャガイモは最初に高畝を作ってそこに種イモを置いていく方式です。
ひろみちゃんの好みです。
彼女によれば病気が少ないそうです。
げたはこのやり方はいいとは思っていません、げたのやり方は、まず平らな畑に軽く溝を掘り、そこに種イモを植え、軽く土をかけます。
ジャガイモの茎が高くなるに従い、土寄せを2階ぐらいします。
このやり方だと除草の必要がありません。
最初から畝を高くすると、この後に土寄せはできません。
除草が手間が掛かります。
手間が増えるやり方はいいやり方だとは思っていません。
収量も、病気もそれほど変わってるようには思えません。
収量も病気もどちらかと言うと天候の影響の方が大きいと思っています。
家庭の平和のためにひろみちゃんのやり方でやっています。
栽培方法の違いは他の要因もたくさんあるので、簡単には確定できません。
何年もやってみないと分らないものです。
良く毎年やり方を変えるという人がいますが、これではどの栽培方法がいいのかは分らないと思います。
画期的な方法以外は、手間が少ないほうを選ぶべきです。
げたは手間が増える方法は、よほどの理由が無いとやりません。
ヒエのマルチを使わない方法は、手間も増えるし、収量も減ります。
それでもマルチを少しでも減らしたいので、半々に分けて栽培してます。
ヒエは保存期間が100年なのと、実はニワトリのえさ、茎は干して冬のヤギの餌になるので、干し草を作る必要がなくなるので、栽培面積を増やしてます。
ヒエはどんな天候でも実がなります。
雨が多くても少なくても、気温が低くても高くてもほぼ安定して収穫できます。
栽培期間も短く、早く霜が降りても大丈夫です。
味はあまり特徴は無いのですが、餅にしてもおいしいです。
ご飯に混ぜてもよく分かりません。
パンに混ぜてもこれと言って変わりません。
もちろんどちらのケースでもヒエは割合としては多く入れません。
一度ヒエ飯で食べてみたいと思っています。
昔の人はヒエとかイモを食べ、米を食べたいとあこがれていたのを知っているので、あえて冷えのご飯を作る気にはならないのかもしれません。
げたは麦飯とイモで育ちましたが、両方ともそれほどおいしいものではなかったです。
サツマイモも今はおいしい品種がたくさんあるし、買っても高いのですが、昔は田舎の人はイモと呼ばれていたんですよ。
もちろん暖かい地方の話ですが。
薩摩のイモ侍は有名ですが、高校なんかもイモ高なんて言われていたんですよ。
ヒエなんかは麦よりまだ下で、昔の首相で「貧乏人は麦を食え。」なんてのたまっていた人もいたんですよ。
江戸時代は百姓は米を作っていたのですが、自分で食べる事ができずにヒエとかアワを食べていたんですよ。
イモは長い間薩摩が門外不出にしていたので、外ではあまり無かったのではと思います。
たぶん明治になってからの全国普及なんじゃないかと思います。
ジャガイモもそんなに前から食べられてなかったのではと思います。
サバイバルの場合はジャガイモは一番です。
シベリアでもジャガイモはできます。
肥料が無くてもジャガイモはできます。
雨が多いと駄目です。
ジャガイモとヒエの組み合わせがサバイバルの主力になるでしょう。

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