自然の捉え方。

投稿日: 2014年3月20日カテゴリー: ブログ

昨日はアリの生態からとんでもない方向に脱線してしまいました。
アリの生態は本当に面白いし参考になります。
アリと蜂は昆虫の中で珍しく社会性があります。
詰まり群れで生活していくわけです。
動物でも群れで生活していくものは結構あります。
群れで生活する場合、動物なら一番強いものがリーダーになるケースが多いのですが、日本サルの場合なんかは必ずしも一番喧嘩に強いとはいいがたいケースもあるみたいです。
アリの場合は分業が発達していて、どちらかというと群れ全体でひとつの生き物と考えたほうがいいように思います。
誰が指図するわけでもなく群れ全体が秩序だって生きてます。
アリの世界も本当に色んな種類がいるみたいで、軍隊アリなんて恐ろしいのもいるみたいです。
軍隊アリは巣を持たずに移動していきます。
移動するのは彼らの周りの食べれるものは何でも食べてしまうからです。
何でも食べるといっても環境全体を破壊するわけではありませんが。
ぴょんぴょん飛ぶアリもいるみたいです。
黒ピョンと赤ピョンがいるみたいです。
相対的に赤の方が攻撃性は強いみたいです。
ふりだしにいる赤ありも攻撃的です。
攻撃的なので駆除することになります。
なにしろすごく痛いのです。
その上巣を作るとそこでは作物が育ちません。
森の中ならいいのですが、畑とか人家の近くでは問題です。
アリの仲間には毒性の強いものも何種類かいるみたいです。
アフリカでげたが噛まれたアリは、ズボンの上から噛まれたのですが思わずよろけるぐらいでした。
これに何匹か噛まれたら倒れると思います。
1匹でも倒れるアリもいるみたいです。
アリの中にはキノコを栽培する種もいます。
ハキリアリははを巣の中に持って行き、その葉でキノコを培養します。
女王アリが巣別れするときはキノコの菌をくわえていくそうです。
他のアリを奴隷にするアリもいれば、他の昆虫と一緒に生活するアリもいます。
この場合共生する場合と、勝手に他の昆虫が同居するケースがあるそうです。
他の昆虫と共生する場合、有名なのはアブラムシとありの共生です。
アブラムシの甘い汁をアリが貰い、アリはアブラムシを天道虫から守りますし、移動もさせます。
麻薬におぼれるアリもいるそうです。
これも甘い汁を出す昆虫が巣の中に共生してるのですが、この甘い汁はたくさん取ると酩酊して、アリは仕事をしなくなるそうです。
ありが仕事をしなくなると、この昆虫も減りますから、また元に戻るのでしょうが、アリの麻薬中毒なんて、笑えません。

さてこのように社会性のあるアリは部分的には人間の社会と似てる部分はあります。
他のアリを侵略します。
奴隷にします。
キノコ栽培と言う農業もやります。
家(巣)を作ります。
他のアリを殺します。
場合によっては同じ種のアリも殺します。
これも全部自然なのです。

自然は厳しいので、その中でどのようにして生き残るかで、いろんな事が起きます。
人間も同じです。
だから取り立てて人間が不自然だと言うのもおかしな事です。
これはやむを得ない事なのです。
農業は自然だとか、不自然だ、なんてのはそもそも議論からしてナンセンスなのです。
自然と人類の場合は、人類は自然界で唯一環境を破壊してしまう種だから問題なのです。
文明のスタートと同時に環境破壊ははじまってます。
文明は周りの農地を使えなくして、木を切ってしまい終わりになります。
そのようにして、過去の文明は不毛な土地を残して滅びています。
未だにその場所は回復しきっていない場所もたくさんあります。
現在の問題は、地球規模で人類が増えてしまったので、地球全体の環境を破壊しつくし始めてることです。
詰まり人類が増えすぎたことがそもそもの原因だと思います。
人類はまだ増えても大丈夫だといってる人もいますが、彼らは机の上で計算する、ただの計算をするだけの人です。
彼らはその環境に対する負荷なんかは計算に入れません。
私達は地球が1年に受け取るエネルギーの中で、再生産が可能な部分しか利用できないのです。
詰まり木を切る場合は、その木が回復して再びエネルギーとして使える何十年かを考えて切らなければなりません。
それも利用できるからといって、その全体を使うわけにも行きません。
詰まり他の生き物もその木で生計を立ててるのですから、彼らの分も残さなければなりません。
このサイクルから外れて地球の中では生きていけません。
今まさにこのサイクルから人類はは外れています。
すでに石油が無いと生きていけないまでに増えてしまいました。
他のエネルギーを開発すれば人類は大丈夫だといってる人もいますが無理です。
環境が耐えられません。
人類がみんな改心して環境を大事にするようになっても、これだけの人類を地球は養う事はできません。

これには今のところ解決策はありません。
私が人類は減るべきだと言う場合は、自分が一番にその減る対象にならない限り言う事は出来ません。

人類は何らかの手段で急激に人工を減らさなければ生き残れません。
ましてや今の便利を求めてお金という物質が生きる価値観になってる人類はこのままでは生き残れません。

解決は将来に延ばす事もできません。
解決しないと人類は滅びるからです。

結局何にも出来ないのですが、何もしないわけにもいきません。

とりあえずは自給自足が私の選択ではありますが、これが正しい道であるかどうかも分りません。

今のところは選択肢が無いのです。

結局最後は何かもっと大きな力が作用して、収まるところに収まるのでしょうが、どうなるかは分りません。

もっとたくさんの人がまともに考えてくればいいのですが。

今日はまたまとまってないのですが、自然が必ずしもいいとは言えないのですが、自然はやはり謙虚にお付き合いするものだと思います。
自分の考えを自然を根拠に正しいと言うのはおかしいのではないかと思います。
自然を大事にしようといってる人の多くの部分の人達に共鳴しないのです。
どこかおかしいところがあるように思います。

またこんな事を書くと人が来なくなるなあと思いながら書いてます。
今年は4月から現在一人だけです。
たぶん、私の言ってる事は多くの方には受け入れられないのでしょう。
妥協しない生き方はきびしいものです。
理解はされないのでしょう。

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