ベンジャミンフルホード著。
「アメリカが日本にひた隠す日米同盟の真実」
より。
アメリカの人工知能は2012年にチューリングテスト(これは相手がコンピューターか人間か判別できなければ合格)に合格したそうです。
コンピューターが人間の陥りやすい誤りを故意に真似たそうです。
これの意味する事は、すでに人工知能は人間をだますことが出来るということです。
人工知能がたくさん使われてるのは3部門。
軍事目的。
金融系。
諜報系。
全て如何にだますかが勝負の現場です。
金融市場の取引の80パーセントがコンピューターだそうです。
アメリカの企業の利益の4割が金融から生み出されているそうです。
人間が負けてコンピューターが利益を出してます。
当然コンピューターのプログラム同士の勝ち負けもあるわけです。
2012年8月ナイトキャピタルグループが45分の取引で4億4000万ドルの損失を出し他の証券会社に吸収合併されたそうです。
東証は2011年からアローヘッドと言う新取引システムを導入しました。
超高速取引に対応するためだそうです。
売買の4割が超高速取引になったそうです。
日本の株の4割はコンピューターの取引になってしまったということです。
最近では毎日のように激しい上げ下げが展開されてます。
人間は太刀打ちできないでしょう。
人間は本来の投資に戻るしか無いでしょう。
殺人ロボットの開発もおこなわれてるそうです。
人工知能付きです。
ロボット3原則では、ロボットは人間を殺すようには作ってはいけないのですが、現実の世界では関係ないみたいです。
アシモフも泣いてるでしょう。
ちなみにアシモフのロボット3原則は
「人間に危害を加えてはならない。」
「人間の命令に従わなければならない。」
「自己を守らなければならない。」
です。
現在無人機での攻撃が色んなところでおこなわれていますが、操縦の人間が参ってるそうです、これも人工知能に変わりそうです。
2011年にアメリカのクイズ番組で人間を負かした(ワトソン」というコンピューターはその後さらなる進化を見込んでプログラムに俗語を加えたそうです。
ワトソンは言葉使いが極めて下品になり、人間がどんなに俗語の自粛を求めても言う事を聞かなかったそうです。
これが何を意味するか分ってるのでしょうか。
私達はすでにとんでもないところまで来てるのです。
今のままの人類がこの先より高度な技術を使いこなせるとは思いません。
SFまがいの状況が起こる可能性は大きいのです。
皆さんの求める便利な、より良くの行き着く先はとんでもない世界なのです。
たぶん間に合わないでしょうが、早く降りたほうがいいとは思うのですが。
すでに皆さんに言う言葉は余りありません。
なにしろ何かに取り付かれているあなた方に何を言っても無駄みたいです。
もう、田舎に引っ越してくださいとも言いません。
どうぞお好きにやってください。
唯一の希望が世界の崩壊なんてとんでもない状況なのです。
それでももっとひどくなる前に世界が崩壊しなければ生き残れる人が少なくなります。
世界の経済は持って今年一杯でしょう。
今までの悪あがきで状況は最悪になってます。
ほとんどの先進国と言われてる国の国債は中央銀行が買ってます。
ボロくず債権も中央銀行が買ってます。
皆さんのお金に対する信頼が唯一の保険です。
皆さんが持ってるのはただの紙切れだと気がついたときが終わりです。
がんばってください。