田んぼと畑が終わって約2ヶ月仕事らしい仕事が出来ませんでした。
昨年は1ヶ月でした。
この調子だと来年は3ヶ月、再来年は冬中仕事が出来なくなるでしょう。
建築と農業の連続で20年近くやってきましたが、結構限界を感じます。
大型の八角形のログハウスも本体は出来上がりあとはベランダ、玄関、便所を残すのみです。
昨年のうちに基礎はほぼ出来上がってました。
今年に入って残りの基礎と便槽の埋め込みをやり、その後は何をしてたのでしょう。
何かはしてたのでしょうが。
製材も1日1本とかでした。
寒さが強いせいもあります。
何もかも凍ってます。
時間はかかります。
雪もかかなくては仕事になりません。
今はたけるとふたりでようやく仕事が出来るようになりました。
一人だと中々やる気にならないのです。
たぶん世の中の状況も関係してるのだと思います。
何とか気持ちを上げようとしてるのですが、状況はますます悪くなるばかりです。
なんで世の中の人はこの状況でも、本気で世界の事を、日本の事を、また自分のことを、家族の事を本気で考えないのでしょうか。
世界がこんなになってるのに、日本がこんなになってるのに、何でまだお金のことしか考えないのでしょうか。
原発がなくなっても、消費税が中止になっても、リニアが中止になっても、TPPを止めても、秘密保護法がなくなっても、まだ絶望的な地球環境の問題、世界経済の問題、世界の食料の問題、これらは残ってます。
これをどう解決すると言うのでしょう。
何でこの状況でまだ世界のことを考えないのでしょう。
この地球自体のことに目を向けないのでしょうか。
それでも自分に出来る事は1歩1歩の小さなことしかできません。
これでいいのだと納得してはいるのですが、それすら面倒になるときがあります。
絶望の中から何とか希望を見出そうとはしてるのですが、何とか希望らしきものを見出しても直ぐにしぼんでしまいます。
唯一の救いは山奥に住んでることです。
見たくない世界から離れる事ができます。
それでも生きていかなくてはならないので、仕事はしなければなりません。
一人ひとりが気がつかなくては世界は救われません。
本当に間に合うのでしょうか。