正木さんの植林についてですが、げたは植林を支持はしません。
まず第一に植林の木は直根を伸ばせませんから長い目で見たら長続きのしない木です。
第2に多分植林では単品の木の山になってしまいます。
もしかしたらいろんな種類の木を植えてるのかもしれませんが、それでも人為的な偏りがある山になってしまいます。
木を切ったらそのままにして置けばいいのです。
そしたらその山のその場所に合った木が残ります。
人間は下手にかかわらないほうがいいと思います。
大鹿村の山にもならの木の植林をした山があります。
普通の山よりはナラは多いかもしれませんが、他の木もたくさん生えています。
お金と手間をかけてこれです。
山の植林は基本的には問題はあるのです。
山の問題は現在おこなわれている杉なら杉、ヒノキならヒノキの1種類の植林にあります。
これを採算性が取れる範囲、また生態系が維持される程度の自然林との混合にすべきなのです。
また例えば大鹿村の場合は、道路にかかる針葉樹の植林は全部切るべきです。
この場合はきれいな花の木とか、紅葉のきれいな木の植林もいいのではと思います。
なにしろ道路にかかる植林の木のおかげで道路はツルツルになり、地域住民の障害になってるのです。
このくらいは出来そうですが、大鹿村ではまだ大分先になるでしょう。
何年か前に村長に提案はしたのですが、無理だそうです。
街の人には植林と言えば良いように思ってる方も多いかと思いますが、普通植林とは自然林をばっさり切って杉やヒノキを植えるんですよ。
もちろん杉やヒノキの後にまた杉かヒノキもあるとは思いますが。地球に優しいと言って植林されてる木のうちどのくらいが針葉樹のみでどのくらいが色んな種類とかナラの植林かは知りません。
多分大部分が杉やヒノキの可能性もあります。
この場合、例えば大鹿村のここから見える場所ですが、ここでは栗とかナラの大木が切られ、その木の大部分はその場に捨て置かれてmその跡にヒノキを植林していました。
その植林のヒノキが使える頃には日本中でヒノキが余るのは目に見えてます。
何の計画性も無く自然林を切ってヒノキの植林にしています。
かって宮崎県の綾町で自然林を切って植林するか、そのまま残すかになった時、その当時の町長は自然林を残す決断をしました。
今、綾町は美しい自然林の残る街として観光客も増え、なおかつ安全な農産物にも力を入れ、今では多くの自治体のモデルになってます。