何とか11月中に終わりました。
今日はプレムが朝早くから手伝いに来てくれました。
友達とはありがたいものです。
自然農の米、2畝で31キロ。
反当り換算で1反で150キロ、2俵半です。
これでは1反作っても自分の家の米にも足りません。
手間は2倍で収量は半分です。
これが自然農の現実です。
5年やっても増収はしません。
川口さんは条件のいい田んぼなのでやっていけるのです。
普通よそから来た者にはいい田んぼは貸してくれません。
条件のいい田んぼは、自分の条件の悪い田んぼをやめても地元の人間が作ります。
私たちは25年間田んぼは借りられなかったのですよ。
30年前は条件の良い畑でさえ借りれなかったのです。
条件の悪い田んぼは思いっきりいろんな事をやって収量を上げていくしかないのです。
ひとつの枠なんかにかまっていられないのです。
条件の悪い田んぼで自ら枠を作ってどうするのですか。
自然農は理屈では分りますが、現実にやっていくのには厳しいものがあります。
とりあえず自分で食べるものは確保する事を優先します。
自然農は3年ぐらいでやめる人が多いのです。
当たり前です。
こだわって、がんばって、なおかつ自分が食べる米には足らなくて、買った米を食べてたら、3年ぐらいで限界が来ます。
まず食べる事に専念するべきです。
技術が出来てから、自然農に移行するべきです。
起こさない、肥料を入れない、これは大事な事ではあります。
機械を使わない、これも大事な事です。
それでも自分たちで食べるものは自分で作ることはもっと大事な事です。
柔軟な対応をお願いします。
明日からベランダの基礎のちょう張りです。
休む間もなく建築に入らなければなりません。