原発ホワイトアウト、若杉れつ

投稿日: 2013年11月26日カテゴリー: ブログ

講談社。
現役の霞ヶ関の官庁に在籍するキャリア官僚が書いた本として今は売れてるみたいです。
小説なのでなんともいえませんが、原発は再度爆発すると言う内容です。
実名では書いてませんが、東電がどのようにして金を作り、そのお金で政治家とマスコミをどのようにして操ってるかを詳しくかいてます。
また原発に反対する知事をどのようにして罪に落として失脚させるかも書いてあります。
おおむね内容は真実に近いものと推察されます。
反対派のデモ参加者をどのように警察が崩していくかもかかれています。

何はともあれ絶望的に原発は再稼動されていくでしょう。
具体的に新潟の柏崎で冬に事故が起きればこうなりますと言う事です。
福島も鉄塔が倒れて電気が来なくなりあのようになりましたが、では原発周辺の鉄塔は強化されたでしょうか、鉄塔は原発とは管轄が違う為に何も変わって無いそうです。
つまり、また地震で倒れたら電源は喪失するのでしょう。
福島の事故の教訓はほとんど生かされず、ほとんど問題を抱えたまま再稼動をしているということです。
お金のことしか考えない人たちはこんなに恐ろしいのです。

原子力規制庁のシュミレーションでは電源喪失から1時間後に炉心露出し、メルトダウンが始まり、3時間後にはメルトスルーして圧力容器を破壊、7時間後に格納容器破壊、20時間後には建屋の基礎を貫通、そして大量の放射性物質が外部に放出されるとなってます。
電源喪失から20時間で原発周辺から逃げなければならないことです。
状況によっては例えばメルトダウンにより水蒸気爆発が起これば、何と2-3時間のうちに爆発も考えられるということです。
こんなものを一度爆発して、まだ止めないなんてのは狂気の沙汰です。
それを許している日本国民は大馬鹿者なのでしょう、
と言うより、やはり狂ってるのでしょう。
この狂った人達が多数の地球でどう生きていきますか。
何もしないで良いのでしょうか。
絶望的な状況の確認するしかない本ではありますが、これを読んで少しでも多くの人が目を覚ましてくれるのを祈ります。

ちなみにアメリカはスリーマイル以降原発を新たに作っていません。
最近新しいのを作ると言ってますが、作れないでしょう。

アメリカはすでに原発製造から撤退してます。
日本が全部買ってることになってます。
その日本は原発を輸出しようとしています。
その原発が爆発すれば日本が責任を負わなければならないのですよ。
だからアメリカは撤退したのです。
日本だからアメリカに責任を問う事ができないのです。
外国は日本に責任を持ってきます。
それを払うのは誰ですか。
こんなものをお金のために作りなおかつ輸出なんて、これも狂気の沙汰です。
どうしようもありません。
本来なら革命が起きなくてはいけない状況なのに、今の日本の現実は信じられません。

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