鹿を指して馬と為す。

投稿日: 2013年11月8日カテゴリー: ブログ

長年なぜ馬鹿は馬と鹿なのか疑問でした。
鹿は分るのですが、馬は利口そうだしなんでだろうと思ってました。
今回童子丸開さんの本を読んで意味が分りました。
昔中国の話です。
秦の始皇帝が死んだ後秦の実権を握った趙高が形ばかりの皇帝であった胡亥に1頭の鹿を献上して「これは馬です」と言い、秦の高官たちのうち(これは馬でない」と言ったものを全員処刑したそうです。
また戦国時代の武将である明智光秀は「仏の嘘をば方便といい、武士の嘘をば武略と言う」と言う名言を残してるそうです。
つまり、政治とか国家とかは嘘が基本なのです。
今はどこもかしこも嘘ばかりの社会になってしまいました。
まさに全世界が鹿を馬と言ってる状態なのです。
今の食品偽装の問題もそうです。
何度問題になっても一向に無くなりません。
謝れば済むと思ってるしみんなやってるから仕方ないとも思ってるのでしょう。
なにしろ政府が嘘と分りきった事を平気でやりまくりなのです。
資本主義では嘘でも勝った方の勝ちなのだからしかたありません。
つまり外のもの、買った物は一切信用が出来ない状況なのです。
まともなものを食べたかったら自分で作るしかありません。
これから状況はもっと悪化するでしょう。
今は自己防衛で田舎に住んで自分で自分の食べるものは作らないと安全なものは食べれなくなってしまったと言う事です。
ここまで来て知らなかったは通じません。
知らない人が「うましか」なのです。
毎日会社で、学校で、社会で「うましか」をやってるうちに本当に鹿を馬だと思うようになってしまってるのです。
「うましか」なのに自分のことを「うましか」と思っていません。
「うましか」を通り越して狂ってるような気もしますが。
この世界は本当のことを言ってはいけない世界なのでしょう。
なにしろおしゃか様でも方便ですから。
本当のことを言うと、この山奥でも外に出るとちょっと大変です。
世間は狭いものです。
ここで書いたこともなんとなく伝わるのでしょう。
だんだん何処にも行けなくなってきてます。
元々外に行きたいわけではないので問題は無いのですが、やむをえなくて行く場合、例えば陽だまりマーケットなどは若干の問題が出ます。
早くこれも行かなくしたいのですが、今のところ人員不足でやむなく駆り出されています。
馬は馬です、鹿は鹿です。
もしかするとこちらのほうが「うましか」なのかも知れません。

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