足踏み脱穀機の使い方。

投稿日: 2013年10月30日カテゴリー: ブログ

今日はヒエの脱穀を足踏み脱穀機でやりました。
足踏み脱穀機初心者のイナッチが補助です。
足踏み脱穀機にはサイドのうえに4個の穴が開いてます。
ほとんど全部の足踏みにはこの上についてるカバーは付いていません。
ふりだしでは竹の板2本を使ってこの上にカバーを掛けます。
カバーはダンボールを使いますが、それぞれ工夫してください。
今日はこのカバー無しでやりました。
周りにブルーシートを2メーターぐらいの高さに固定すればそれほど外には飛びません。
足で踏むほうを人間側にします。
ブルーシートとの間は2メーターほど空けて置いてください。
まず、ドラムを前側に手で回します、ドラムが回り始めたら足で踏むところをドラムの回転に合わせて踏んでください。
脱穀する物は脱穀機の後ろに起きます。
脱穀機の後ろに別のブルーシートを引いておきます。
このブルーシートの上に脱穀する物は置いておきます。
ここからまず一束取ります。
ドラムはあまり早く回さない事。
稲、タカキビ、ヒエは比較的しっかりしてますが、麦とかアワはドラムの回転が速いと穂先が飛んでしまいます。
束の先のほうを持って先端をドラムにこすり付けます。
束は少し先を広げたほうがやりやすいです。
束は何回か上下を逆さまにすると粒が良く落ちます。
時々全面に溜まった葉っぱと粒を横に広げます。
ほっといたら全面が一杯になって逆流します。
全部脱穀が終わるとまず大きな茎などを手で取っていきます。
その後に荒いふるいで細かい葉っぱ等を取り除きます。
細かい葉っぱは唐箕で飛ぶので大丈夫です。
最後に残った穀類を箕で集めて2斗とか3斗ダルに入れます。
箕が無い場合はボールでも何でもいいです。
脱穀中は束を少し強い目に握っておかないと、茎が抜けていきます。
茎が抜けると後の仕事が面倒になります。
当然ですが脱穀には十分乾燥していなければ粒は落ちません。
稲とかタカキビは楽です。
ソバとか大豆は難しいです。
アワは脱穀機ではやりませんが、できると言う人もいます。
げたは誰に習った訳でもありません。
自分流のやり方です。
もしよりいいやり方があるのでしたら知らせていただけばうれしいです。
少し慣れてきたら調子に乗って早く回転させ、穂がポンポン飛んでたこともあります。
稲の場合は結構早くやる人もいます。
信じられないくらい早い人も「自給自足」のテレビで見たことがあります。
新潟の日本一高い米を売ってる人だったと思いますが、あれは早すぎます。
げたの想像ではテレビの前で張り切りすぎたのではと思います。
げたも早く出来ますが、穂が飛ぶのである程度の回転でやります。
足踏み脱穀機は時間はかかりますが、燃料は入らないし、故障もほとんどしません。
何より仕事が面白いのがいいです。
機械は面白みも仕事をやってる実感も余りありません。
ふりだしでは大量の米と麦は機械の脱穀機を使いますが、それ以外は足踏みか手で叩いたりします。
いろんな機械を持っては居ますが手でできる所は手とか簡単な道具でやります。
機械を使うところは使います。
急いでるときは機械を使ったりもします。
ケースバイケースです。
ただ教えなければならないので、機械を使わないやり方を必ず教えます。

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