小さな命の祭りで種交換会をやりました。
今年も盛況で説明が十分出来ませんでした。
特に気になったのはトウモロコシです。
会場では3種類のトウモロコシの種を出していたのですが、違う種類のトウモロコシは同じ畑で栽培は出来ません。
隣にスイートコーンを栽培している畑がある場合もだめです。
トウモロコシだけではなく、カボチャも、稲も、ズッキーニも、つまり花粉で受粉する作物の多くは同じ畑、または隣の畑では栽培できません。
トウモロコシの場合、隣または同じ畑でスイートコーンを作ってる場合はとんでもない事になります。
スイートコーンはまずくなる可能性が大きいです。
種を食べる作物はその年から問題が出ます。
種を取ってその種を使う場合は次の年に問題が出ます。
交配していい物ができる可能性より、だめになる可能性のほうが大きいのです。
場合によっては損害賠償になるケースもあります。
長野県ではお酒に使う米の隣で、多分古代米か何か普通の米に大きな影響の出る米の品種を作付けしたものと思われます。
裁判で損害賠償の判決が出てます。
隣がプロの農家だと影響は大きいので気をつけてください。
家庭菜園でもそれが元で険悪になる可能性も大きいので気をつけてください。
ふりだしでは、とうもろこしは5種類くらい作付けしてるのでいつもこれは気を使います。
例えば下の畑の隣ではスイートコーンを作ってるので一応品種を聞いて問題の無い品種である事を確認して作ります。
スイートコーン同士でも相性の悪いものはあります。
基本、スイートコーンの横ではスイートコーン以外作りません。
カボチャや、スイートコーンの場合、大池の畑では隣の人も同じ品種を作ってます。
これはケースバイケースですのでお隣の畑の方とよく話をしてください。