下の畑のアワを収穫しました。
今年は新しく手に入れたモチアワを試しに作っています。
例年は信濃アワダチを作っています。
今年はシナノアワダチは種の更新のみの栽培です。
収量はシナノアワダチのほうが多そうです。
茎の高さもシナノアワダチのほうが低いので倒れにくいと思います。
来年はシナノアワダチに戻りそうです。
種はこういう年でも更新用に作ります。
その土地で長く作るほどその土地に合った種になります。
10年もすれば大鹿シナノアワダチになるでしょう。
20年経てばもう別の種類になるでしょう。
その為毎年少しづつでも種を更新し続けるのです。
今はどれだけの種を持ってるかは非常に大事なときです。
何かあったら外からの種は期待できなくなる可能性はあります。
その場合大鹿村はみんなが持っている種で村のものを食べさせていかなければならなくなります。
また、モンサントの世界攻略戦術により種はどうなるか分りません。
アメリカ人が勝手に種を特許登録していってます。
恐ろしい事です。
この意味でも種の自給は非常に大事な事なのです。
余談ですが「小さないのちの祭り」で種の交換会をやるそうです。
昨年ははと麦、古代麦、リネン,珍しいカブ等の種を手に入れました。
振りだしでもいろんな雑穀の種をたくさん持っていきます。
興味のある人は「小さないのちの祭り」で検索ください。