田車2日目

投稿日: 2013年6月9日カテゴリー: ブログ

2日目なのでみんな慣れてきたのか1反5畝の田んぼを1日で終わりました。
今回はげたも参加しました。
やはりやって見ないといろんなことは分りません。
田車除草のためにはうねがみんなそろってなくてはなりません。
隣が近すぎると田車は約20センチなので畝間が20センチだと稲の根っこを引いてしまいます。
また田車を深くやると株が横に動いてしまいます。
これも根が抜けます。
田車をうまくやるためにはまず田んぼが少し固くなっていないとだめです。
一度水を思い切り減らします。
これをあまり長くやると一斉に草が出てしまいます。
1日ぐらいで十分です。
田車のときの水は3から5センチぐらいまで、あまり水を入れると田車は重くなります。
水が無さ過ぎると抜けた草が浮きません。
田車除草は草を練りこむと同時に浮かします。
この浮いた草を枯らすためにはしばらく水を絶やすとだめです。
水がなくなるとせっかく浮いた草が根付きます。
田んぼを起こすときに5センチにしておくとここで楽です。
深く起こすと足も田車もどんどん潜っていきます。
田車除草は基本的に2-3回同じところを往ったり来たりでやるのですが、柔らかい所は1回で通過します。
柔らかいところも何回もやると田車が潜ってしまい前進も出来なくなります。
結構高度な技術が必要なんですよ。
それに結構きつい仕事です。
振出しでは人数がいるので結構簡単ですが、一人で1反の田んぼをやると結構きますよ。
田車の皆さんがんばって下さい。
振り出しでは2回田車除草をおこないます。
手での除草はやりません。
草は結構生えますがあの大変な作業が無いほうが楽なのです。
ただし、大きくなった草とヒエは取ります。
田車は6月一杯までです。
7月にやると帰って減収します。
後田車をやるとガス抜きになります。
昨年の稲わらを特に秋起こしをしない場合はガスが出ます。
これを抜くためにも田車はいいのです。
後田車除草をすると水漏れが改善します。
それでも水漏れが改善しない場合は、あぜ板の横を踏んでいくと止まる場合が多いです。
あまり多く漏る場合は畦全体を良く踏むと止まる事もあります。
畦にねずみとかモグラが穴を掘る為です。

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