堆肥ひろげ。

投稿日: 2013年4月29日カテゴリー: ブログ

大池の畑の堆肥を拡げています。
ほとんど終わりました。
手伝いは二人になりましたが、この二人ががんばるのです。
畑の施肥は基本が牛糞、それに全面イーエムボカシを入れてます。
ニンジン、菜っ葉類、大根はボカシ肥のみです。
ニンジンは牛糞堆肥が入るとムジナが執拗に掘り返すのでボカシのみにしました。
おかげで収量が増えて昨年は取れすぎたぐらいですが、意外と春先に地元のお店に出すと評判がよく、思わぬ誤算です。
大根は作るのは簡単なのですが、いざ出荷となると肌がきれいでないといけません。
発芽直後にぴょん虫にやられると肌がボツボツになってしまいます。
ぴょん虫は牛糞とか生の堆肥を入れると出ます。
堆肥を完全発酵にするためには1年ぐらいかかってしまいます。
打ってる完全発酵は全部インチキです。
ボカシ肥は余りぴょん虫は出ません。
完全発酵の堆肥は自分で作るしか方法はありません。
ところが堆肥の発酵のためには雨のかからない堆肥舎を作らないとだめです。
堆肥舎を作ると堆肥を混ぜたり、車に載せるために機械が要ります。
こんな投資をしても元は取れません。
堆肥舎の建設はあきらめました。
ほどほどでいいんです。
完璧な農業は出来ません。
今の農産品の価格では適当にごまかしていくしかしかたないのです。
これが現実です。
プロは厳しいのです。
それにあんまりがんばる気も無いのです。
今の情勢でがんばっても無駄なのです。
なにしろ味などゼンゼン評価されないのです。
見た目だけです。
有機野菜でもそうなんですよ。
ただ、地元で売ってる野菜や豆は味で売れてはいます。
宅配便も一応味で売れてはいますが、伸びません。

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