自主上映映画「カンタチモール」を見ました。

投稿日: 2013年3月30日カテゴリー: ブログ

今日は自主上映映画のカンタチモールをみてきました。
東チモールの独立の映画です。
最初は気が進まなかったのですが、見てよかったと思います。
彼らは500年近くいろんな国に支配され、第二次世界大戦後はインドネシアに支配されていました。
そのインドネシア政府を支援しているのが日本です。
東チモールでも、アチェでも。西パプアでも彼らは日本にインドネシアに対する援助をやめてくれと願ってます。
日本の援助の金でインドネシアは武器を買い、東チモールをはじめとする独立運動を圧殺してます。
日本はアメリカの下で世界中でこういうことをしているわけです。
そしてその儲けたお金をアメリカに搾り取られてるのです。
日本は徹底的にボロボロにならなければこれをやめないのでしょう。
東チモールの人は古くからの教えをまだたくさん残しています。
生きてるものはみんな同じの世界観です。
だからインドネシア軍にたくさんの人が殺されても、彼らはインドネシアを憎まないと言ってます。
まだ殺されて間もない人達の言葉としては驚くものです。
言葉で表現するのは難しいです。
彼らはたくさん死にましたが、どんなに追い詰められてたとえ味方が小数になっても、多くのスピリットが一緒になって支えてくれてるといってます。
この言葉に救われる思いがしました。
今現在、日本では浮かれてる人も多いみたいですが、状況は絶望的です。
ずっと落ち込んではいたのですが、多くのスピリットが支えてくれてるのだから、味方がどんなに小数になっても大丈夫だと言う彼らの言葉は大きいのです。
多くの人達が殺されても彼らは独立を勝ち取りました。
そして今もお金との戦いを継続しているのでしょう。
自然と大地と共に生きる世界観が唯一現在の状況を打開するものです。
映画の中で老人が長い植民地の中でひたすら叩かれ殺されてきたけれども、誰も憎まない、なぜならそれは大地が許さないと言っていたのが印象に残りました。
自然と大地と共に生きると言う事は全てのものは自分と一緒なのです。
敵も味方もありません。
これを多くの人達が殺される中で言ってるのがすごい事です。
もっともっと書きたいのですが眠くてうまくまとめる事ができません。
ともかくいい映画です。
ぜひ見てください。
自分の街で自主上映をしてください。

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