憲法9条

投稿日: 2013年3月14日カテゴリー: ブログ


    日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2    前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
いまや風前の灯であります。
これを改正すると言うのは明らかに戦争を前提にしたものです。
つまり紛争の解決に武力も使いますよ、軍隊も正式に持ちますよ、と言う事なのでしょう。
憲法9条と言うのは基本的に武力的に日本が占領される可能性をもやむなしなのです。
その覚悟が無くて9条を守るなんて言っても仕方ないのですよ。
国際情勢の現状は武力的に制圧した国が好きな事をしても止めれるようにはなっていません。
今のアメリカとかイスラエルを見ればよく分かるでしょう。
何もしなくても、彼らが捏造するか、挑発して戦争以外に方法がなくなるまで追い詰めて攻めて行き占領して実質彼らが国または地域を支配してしまいます。
他の多くの国も大なり小なり代わりは無いでしょう。
国連は第2次世界大戦の戦勝国が作った組織です。
国際的に平等な機関ではありません。
イスラエルの非難決議はそもそも議題にもなりません。
アメリカのイラクおよびアフガニスタンその他諸々の戦争にも非難はしません。
NATOのリビア爆撃も非難しません。
つまり自分の国は自分で守らなくてはならないのが国際的な常識なのです。
その中での9条のも持つ意味は大きなものです。
これを世界中の国の憲法に入れなければならないのです。
日本は世界中の国にこの憲法の条項を入れるように働きかけるべきなのです。
この憲法を守ると言う事は自分の国が占領される可能性も認めないと、それでも紛争の解決には武力は使わないと言う事も認めないと出来ないのです。
自信がありますか、たとえ自分の家族が殺されてもそれでも武力に訴えないと言う事ですよ。
確かに現在の解釈では自衛権はあり、自衛隊は軍隊で無いという非常に無理な解釈をすでにしてるわけです。
こんな中途半端な解釈をするから改正論が出てくるのです。
自衛隊は軍隊です。
憲法9条を守ると言う事はこういうこともしっかりと考えていかないと守れないのですよ。
つまり現在の国際情勢からは非常に非現実的なものではあるのです。
それでもどこかの国がそれを始めなければ世界に平和はきません。
すでにコスタリカは軍隊を持っていません。

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