3山の薪割りに約15日かかりました、
1山が約半月分です。
普通1山のまきを割るのに2-3日です。
今日は太い丸太もようやく割れるようになりました。
新しい発見ですが、足をそろえて割るほうがよく割れます。
今までは足は前後になっていて、そのほうが力が出ると思っていました。
ひょんなことから足をそろえて割ってみるとこの方がよく割れました。
ただ、最初の力の要るところでは足をそろえたほうがいいのですが、細かく割るときは足は前後にしたほうが安定してます。
足をそろえて細かく割るとバランスを崩してかえって危ないのです。
薪割りを何十年もやっててもこういうことはあるんですね。
今までは足をそろえて薪を割る人がいるのは知っていましたが、完璧に馬鹿にしていました。
小さいときからそう教わってやってきたことは、簡単には直せない典型的な例かもしれません。
げたの場合は足をそろえて割るなんて気取るんじゃないよなんて思ってもいました。
つまり薪割の本(本当にあるんですよ、薪割りではなくて薪の本ですけど)にそうでてたのです。
農業の技術なんかもそうですが、新しい技術にすぐに変えてみようとするものも多いのですが、意外と頑固に否定したりするのです。
例えば自然農なんかもそうです。
自然農は失敗する人や、教条的な人が多いのも反発する原因でもあるのですが、冷静に考えればひとつのやり方としては認めるべきものではあるとも思ってます。
結構いろんなことに反発する性質ではあるのですが、ゼンゼン首尾一貫していません。
感覚的なので理屈は後付けです。
自分でも制御はできません。
ここいらも少しは考えてみてもいいことなのかもしれません。
今は居候が一人もいないので久しぶりにいろんな仕事をやらざるを得ないのですが、これが意外といろんな発見があって面白いです。
もう少し誰もいない状態でいてもらいたいと思ってます。
それぐらい、いつも家によその人がいるのは結構大変なのです。
神様がまだげたの修行のためにはもっと人を受け入れなければならないと言うのであれば仕方ないので受入れはしますが、もうあまり長くやりたいとも思いません。
誰かに後を任せたい気持ちです。
65になればフリーになりたいとは思っています。
今建築はすでに半分引退状態です。
実を言うと新八角堂は屋根のコンパネまで進んでいます。
げたは屋根の作業には参加してません。
大きな建物はもう作れないと思います。
これからはベランダとか小屋作りぐらいでしょう。