新しい医学。

投稿日: 2013年1月18日カテゴリー: ブログ

毎日寒いです。
今日の夕方の気温はマイナス7度。
手が痛くなって仕事を終わりました。
厳しい冬です。
さて、今日から何回かに分けて安保徹(あぼとおる)さんの本から病気というものを考えて生きたいと思います。
空気中の酸素濃度の変化は大気中の気圧の変化によってもたらされます。
高気圧では酸素濃度は高くなります。
濃い目の酸素を吸って元気が出ます。
このとき脈拍がすこし上昇し交感神経が刺激されます。
低気圧のときは酸素濃度は低くなりゆったりしたり、しょんぼりします。
このとき脈拍は少し少なくなり副交感神経が優位になります。
この交感神経と副交感神経の作用をよく頭に入れて置いてください。
このバランスが病気の大きな原因であるからです。

このような肺から外気を取り入れて酸素を吸うのが外呼吸ですが、
取り入れられた酸素は循環系によって運ばれて全身の細胞に送られます。
さらに細胞内のミトコンドリアにまで運ばれて利用さています。
これが内呼吸です。
ミトコンドリアではこの酸素を使って糖(食べ物から得たもの)を燃焼させエネルギーを得ているわけです。
ミトコンドリアは細胞内好気的呼吸によってエネルギーをえてますが、
この反応には十分な体温(37度℃以上)と十分な酸素(循環器系の働き)が必要です。
すると低体温が続いて顔色が悪い人が、
エネルギー産生不足に陥って病気になる理由が見えてきます。
病気の本態にたどり着くためには、
ミトコンドリアでの内呼吸の理解が必要です。これが新しい医学の本体かもしれません。
人間の細胞は原生細胞とミトコンドリアの合体によって作られてます。
この作用が病気の理解にはとても大切です。
次回はミトコンドリアと原生細胞をもう少し詳しく見ていきます。

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