アガーフィアの家族は発見された当時は5人でしたが、次の年に3人があいつでなくなります。
長年外との交流がなかったので、外から来たウイルスに感染したのではないかという説が多分正しいのでしょう。
新大陸といわれる南、北米は白人のもたらした病気による死者が結構居ました。
アメリカではわざと菌をばら撒く事もあったみたいです、アメリカ人は昔から同じなんですね。
その後の彼らはまず、猫を飼いその次はヤギを飼い始めます。
猫はネズミとリスのため。
ヤギの乳のおかげで健康になったそうです。
その後は犬とニワトリ。
ニワトリとヤギのえさは自給できなかったので、外の人達の援助で何とかやっていました。
80過ぎの老人と女の人だけでは外の援助無しでは1年で餓死してたでしょう。
何かと考えさせられます。
彼らは自らの信仰を守るために山奥に逃れました。
現在のこのきちがい的な世の中から逃れるためにはやはり山の中に住む以外方法はないかもしれません。
彼らのその後から分るとうり、一度便利なものを受け入れてしまうと歯止めが利かなくなります。
彼らもかなり抵抗するのですが、やはり外からのものは魅力がありすぎるわけです。
特に塩とか小麦とか、ほしくても手に入らなかったものはどうしても受け取ってしまうのです。
なにはともあれ、この本はここの生活に影響を与えそうです。
いろいろ書きたいのですが、自分自身がまとめる事ができません。
すべてを捨ててより山奥へ入りたい欲求に駆られます。