稲の脱穀がやっと終わりました。
自然農は7畝で1俵くらいです。
来年は大幅に縮小します。
一番手間がかかり収穫は最低では続けることは出来ません。
5年間やってきましたがいくらやっても収量は伸びません。
草は毎年ひどくなります。
草を刈っても直ぐに伸びます。
ほって置いたら稲を圧迫する草が増えてます。
結論は自然農は時間的な余裕がなければ出来ません。
その上収量が最低な状況に耐えなければなりません。
大鹿のような寒いところでの自然農は無理だと思います。
代掻きをしないので直ぐに水が抜けます。
みずもちが悪いので水温が上がりません。
分けつをほとんどしないのです。
大鹿の水は本当に冷たいのです。
来年からは最初の年の面積に戻ります。
少しだけ作ります。
古代米は稲刈りが遅れたので1割しか収穫できませんでした。
後は鳥に食べられました。
自然農のもうひとつの問題は稲刈りが遅れるので村中の鳥の総攻撃を受ける事です。
今年はカラスがひどいので、干した後も結構やられてました。
カラスだけ死ぬ病気が蔓延すればいいなと、なんて思っちゃうほどカラスの被害は大きいです。
ネオニコチノイドでスズメは激減しましたがカラスは減りません。
どうせならカラスと山鳩も激減してもらいたいものです。
そのうち彼らも減るとは思いますけど。
ネオニコチノイド系農薬はこのまま行くとすべての生き物の神経を犯していきそうです。
浸透性農薬です、非常に少量の残留でもじわじわと神経を犯していきます。
急性でないので関連性の証明が非常に難しいので、この農薬の全面ストップまで10年はかかるでしょう。
それまで地球の生物が持てばいいのですけど。