ヒエの脱穀をしました。
同時にヒエの刈り取りもしました。
今回刈り取ったヒエはまだ熟しきっては居ないのですが、この間の台風で倒れてネズミと鳥に食べられているのでやむなく刈り取りしました。
熟していくソバから食べられていくのでやむを得ません。
ヒエは脱穀しましたが半分以上食べられたの上に早く刈ったので収量は5分の1ぐらいです。
ヒエは倒れやすいのが欠点です。
雑穀はほとんどが倒れやすいのです。
ほとんどの雑穀は周りに紐をはって倒伏防止をしないと収穫できません。
肥料を入れずにたけの短いものにすれば倒れないのですが、今度は収量はもっと少なくなるでしょう。
結局そこいらを各自で判断して作らなくてはなりません。
雑穀は難しいのです。
大豆もまた別の場所が草ボーボーだったのでまた半分近く食べられてしまいました。
毎回食べられてしまいましたというのなら、早くから草を抜けばいいじゃないかと思われるかもしれませんが、それが出来れば苦労しないのです。
毎年完全にできることはないのです。
目一杯作物を作ってますから、すべてをうまく作るわけには行きません。
圧倒的に時間は足りません。
用は時間さえ掛ければいいものは出来ます。
収穫もしっかりできます。
それでは今の半分も作付けできないでしょう。
そこを如何にごまかして一定の収量を上げるかがプロの仕事なのです。
それでも十分な収入が確保されない現状に問題はあります。
日本の消費者の皆さんは、自分の食卓に何も食べるものが乗らなくなる日まで、安い農産物を求め続けるつもりなのでしょう。
ある日食べるものが何にもなくなる状況がどういうものか一切考えない、恐ろしい人達です。