稲刈りが進みました。

投稿日: 2012年9月27日カテゴリー: ブログ

今回稲の機械を調達してくれているのは、大鹿村農業委員会のかいちょうさんのsさんです。
今日も朝から機械を直してくれました。
昼ゴロに何とか機械の調整が終わり、午後から稲刈りでした。
さすがに機械は早いのです。
一番広い田んぼ、1反半です。この田んぼの半分が終わりました。
朝からやれば1日で終わっていたと思います。
機械を調達してくれて自分で直して調整して、持ってきてくれて、調子が悪いと直しに着てくれるこの方は本当にいい方です。
ところがこの人は同時に大鹿村で無線ヘリで農薬をまくのを推進している人でもあります。
げたの立場としては農薬のヘリ散布には反対です。
特にネオニコチネイド系の農薬はミツバチの大量死に関係していると政府も認めた農薬です。
人間の神経系を痛めるとんでもない農薬ナわけです。
ここで狭い村内で簡単に反対だからといってその人達と対立するわけに行かない事情が分かっていただけると思います。
農薬散布をやめると米作りが継続できなくなるお年よりも多いのです。
これは農業全体の問題でもあるのです。
除草剤や、農薬、化学肥料は問題です、機械も問題です、マルチも問題です、堆肥も問題です。
問題といえば問題だらけなのです。
しかし、皆さんの食べる米や野菜は作らなくてはならないのです。
ある程度の問題はとりあえず横においておいて、現実に対応しなければならないのです。
ここで、全部間違いだから止めなさいといっても、それは正しいのですが、ご飯が食べれなくなるのです。
正しい事を主張するのは簡単な事です。
これはすべての問題に共通してる事です。
正しい事ばかり主張しても現実は全然変わっていかないのです。
少しづつでも変えていかなければ問題は解決しません。
地道に対応して少しづつ変えていくしか方法はありません。
かろうじてこめを作ってるお年寄りには頭が下がるだけです。
あの人達と対立することは絶対したくありません。

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